東灘

JR住吉ターミナルビル「Liv(リブ)住吉・Seer(シーア)」が全面リニューアルオープン!


JR住吉駅の駅ビル・住吉ターミナルビル内の商業施設「Liv住吉・Seer」が1年の改装工事を経て、4月26日に開業以来初の大規模リニューアルオープンを果たしました。



初の週末を迎えて、住吉駅ビル内は非常に活気が溢れ、あちらこちらで行列ができる状況。地元住民の高い期待がよく表れていました。



Livの駅コンコースに面した2階のメインエントランス周りも刷新され、訪れる多くの人々を迎え入れていました。



2階のエントランス周りにあった化粧品、雑誌品売場を移設して生まれたスイーツゾーン。多くの人で賑わいを見せていました。



駅ビルからアクセスしてまず最初に出会うゾーンがスイーツという店舗配置構成が今の時代の丸写しにしています。都心のターミナル百貨店や駅ビルでない限り、かつてはテナントの花形であったアパレルがメインのエリアを飾る事はできない世の中です。



芦屋で⽣まれた⼩さなパティスリー・メゾン デュ リュバン パティスリー AKAINEKOが新業態での新店を住吉に開業しました。



神戸・王子公園のそばで長年愛され続けてきたスイス菓子 ハイジが、西宮・苦楽園で復活した後、大阪や神戸市内で店舗を増やし、今回は住吉にも新規出店。



東須磨発祥の洋菓子店・ボックサン。三宮の路面店や神戸市内の百貨店でもお馴染みですが、住吉にも新店を構えました。



既存出店していた店舗も含めて、神戸老舗スイーツ御三家であるユーハイムモロゾフ本高砂屋が勢揃いし、文明堂も同じコーナーに集結。



神戸・岡本発のチョコレートショップ・モンロワールもリニューアルオープン。



姉妹ブランド・ベルプラージュとの併設店となっています。



神戸や芦屋の地元スイーツ店を一挙に集めたスイーツゾーン。百貨店のない住吉ですが、駅ビルに充実したスイーツの拠点ができた事は地域住民にとっても嬉しい限りかと思います。



スイーツゾーンの周りはJINSOPAQUE.CLIP等の人気ファッション物販テナントで固められています。



人気の化粧品雑貨・AINZ&TULPEも住吉の初登場。これで三宮まで行かずともよくなりました。


御影新生堂は品揃え豊富な輸入食品店です。


コンコース通路を挟んで向かいの2階のレストラン街は、「Liv Dining」とその名を変えたグルメゾーンへと変身しました。



レストラン全店舗を完全に入れ替え、合計7店が新規出店しました。



内装も全面刷新し、新たなグルメゾーンは以前よりも華やかさを増しました。



レイアウトは以前と同じ為、通路自体はあまり広くありません。



一番奥にあるトイレも全面的にリニューアルされています。


芦屋で生まれた小さなレストランが新業態で初出店したマギャザン・デュ・パート・オペレッタ芦屋からは美味しそうなにんにくの香りが漂っていました。その向かいには本格中華の幸福庭(シンフーティン)。


和牛ハンバーグレストランの津の田ミートは、ハンバーグとカレーの異なる業態の2店を並列で出店しています。



Tsunoda Curryの向かいにはリニューアル以前に出店していたうどん店が自家製うどん・そば 手づくり豆冨 かさねとして、再オープン。



手作りにこだわった特製コロッケやミンチカツなどを提供する芦屋の竹園ミスタードーナツ。これらにも多くの人の列ができていました。



ミスタードーナツは、窓側のカウンター席が階段の吹き抜けに面しています。



Liv住吉の1階西ゾーンにも所狭しと様々な新規テナントが出店しました。



イスズベーカリーへの入店には外に行列が生まれていました。



複数の食物販店が軒を連ねており、激しく混雑していました。



平日には落ち着いて選んで購入ができるようになるのではないかと思われます。駅で電車を降りて、帰宅前に美食のお惣菜を買って帰る事ができます。



成城石井の小型店がオープン。



3階のCanDo跡の区画には無印良品500がオープンしました。



更にはスターバックスが店舗面積を拡大。これまでよりも席数を増やしました。



東側の1階のSeerにはコープこうべの旗艦店が入っていましたが、今回のリニューアルで、フロアを全面的に改装しました。



コープこうべの本社前の店舗に相応しい内装と品揃え。他のコープ店舗以上に充実した内容になっています。



オープン記念で並んでいる商品もあるかと思いますが、この豊富な品揃えが継続する場合、人気を保ち続ける事ができるでしょう。



コープこうべでは現在、多くの店舗が赤字経営に陥っており、閉店候補店が複数存在します。全ての店舗をこのSeerのように改装できる訳ではありませんが、何らかのテコ入れは必要なのではないかと思われます。



3月にオープンした須磨区のtete名谷しかり、JR西日本アーバン開発が手掛ける駅ビルのリニューアルは多くの人を惹きつける内容で魅了します。Liv住吉も1年を掛けた改装によって、多くの人々で賑わっています。引き続き、地域の中核商業施設としての役割を果たして欲しいと思います。

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