JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 遂に3階外壁撤去を開始 南面デッキの撤去にも着手



地上部の解体もいよいよ佳境に入ってきたJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル撤去工事。今年度内、来年5月末、来年10月末と工事の完了時期にはいくつか説が存在します。現況においてはどれが正しいのかは定かではありません。



既に工事は基壇部となる旧OPA部分となる3階の解体を進めているところです。瓦礫をタワークレーンで吊り下ろしてはヤード内にて油圧ショベルで粉砕してダンプで搬出しています。



そして遂に南側3階の外壁の一部の撤去が開始され、それに伴いその部分を覆っていた足場と防音壁が取り払われました!



本邦初公開となる新交通三宮駅の西側の外壁が露わになりました。



デッキ上からも内部で稼働している油圧ショベルが見えるようになっています。



北側や西側はまだ外壁や柱、4階の床の一部が残っています。北側も南側同様にパネルが無くなると、いよいよ三ノ宮駅ホームから駅の南側が見えるようになります。



四十数年前に行われたこのビルの建設に関わった人々がまだ存命であれば、この光景にどのような想いを抱くものなのでしょうか。



作業予定表にはいよいよ2階南面デッキの解体工事も記載されました。



デッキ花壇はすでに撤去が完了しており、デッキ下には仮設の屋根や仮囲いも設置され、デッキの解体準備は整っています。



基壇部の更なる解体に向けての準備も進められています。



北側2階の外壁を覆う仮設壁の構築に向けて鉄骨の柱や梁が設置されました。



地上階の解体が進んていますが、この建物は地下2階まで存在します。地階についてはまるで地上の解体等未だ無関係のように営業中だった頃の姿をそのままに留めています。この部分を仮囲いや仮設壁等で覆う日はいつ頃来るのでしょうか。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル開発工事に伴う地上・地下動線の切り替え開始 12月から来春に掛けて2段階で進行予定

2024年11月13日
こべるん ~変化していく神戸~
JR三ノ宮駅ビル開発工事は順調に進行していますが、神戸市、JR西日本、UR都市機構から来月よりいよいよ地上や地下の更なる動線切り替えを開 …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビルは高いデザイン性と地域一番店の商業施設を目指す 神戸新聞インタビューで長谷川社長が抱負を語る!

2021年12月30日
こべるん ~変化していく神戸~
今年10月にJR西日本、神戸市、都市再生機構の三者による共同会見が開かれ、JR三ノ宮駅の駅ビルを中心とした周辺再整備について三者協定を締 …

POSTED COMMENT

  1. H より:

    新宿では阪急とJRと似た距離感で線路を挟んで260mのツインタワーが建設されるらしいです
    すご!
    早くJRも概要を公開してほしいですね〜

  2. ぽり より:

    新交通三宮駅の西側の外壁は15番館に本社のあるノザワのアスロックだと思われます。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です