JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 中央改札外コンコース 北面アーケード部に遂に壁が現る!


解体が更に進んだ事に伴い、稼動中の2機のタワークレーンが逆クライミングして高度を下げた三宮ターミナルビル撤去他工事。先週まではTC2号機のマストと既存ビル壁面を連結する補強ステーが取り付けられていましたが、撤去された事が確認でしました。



もうかなりビルの高さは縮小しました。その内、北側からは建物の躯体が見えなくなりそうです。



さて北面アーケード部で進行している壁の構築工事ですが、先行する東側の旧三宮ターミナルホテルのロビー前にとうとう壁が登場しました!



鉄骨のフレームの上からガルバリウム剛板のサイディング材が取り付けられました。色は二種類。アクセントとしてダーク調の剛板を等間隔に細い幅で織り込んでいます。途中の水平に入った線は何でしょうか。



強度を与える為、剛板は格子状になっています。



一気に壁が出来上がったのでまだ結構、違和感たっぷりです。



今後、西側にも同様のサイディング材が取り付けられるでしょう。中央通路の上部にも鉄骨の梁が渡されて東西の躯体が連結しました。内側となる中央通路の壁は今後も仮囲いのままでしょうか。

突如として現れたこの壁ですが、あくまでもこれから開始される三宮ターミナルビルの低層部や地下階の解体に対し、コンコース内を守る事や騒音の低減を目的とし、更には新駅ビルの建設開始後も引き続きコンコース内の安全確保を図るものと思われます。



従って少なくとも向こう4〜5年は付き合う事になる仮設壁です。仮囲いでは高さ的にも構造的にも工事の規模から安全性が保てないと共に長期に渡る工期により美観上の観点より仮設壁の構築に至ったものと思われます。

阪急ビル周辺は既に工事開始から4年が経過しようとしています。JRの場合はもっと長期化するでしょうし、これから駅前広場や三宮クロススクエアの整備、予算案で示されたさんちかの大規模リニューアルが開始されると南側の駅周辺もサグラダ・ファミリア状態に突入していく事でしょう。

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