地上部の解体工事がいよいよ佳境に入ってきた三宮ターミナルビル撤去工事。ビルの西側より3階部分の躯体撤去が進み、各所からビルの内部が見え始めています。
南側のビルに連結していたデッキの解体も進行しています。既にデッキ花壇の解体は完了していますが、更に通行用デッキ部の解体も確認できました。
ポートライナー三宮駅のレベルと段差を生じさせていた階段が姿を消しました。
上空から見るとデッキの一部だけが中央に残っていました。
三宮ターミナルビルの3階の解体の様子です。ビルの西側躯体及び全体の柱の撤去は完了し、東側の外壁と柱が残っているのみです。
解体工事を開始する為の準備段階として、新しい動線の構築を含めてここまで来るのに1年8ヵ月を要しています。解体だけで2年半も掛かる程の難工事です。建設にはどれだけの時間を要するでしょうか。通行人の女性2人組が「いつまで工事してるん?」と話をしていましたが、まだまだ向こう5年以上は継続するでしょう。新駅ビルの建設が始まると、再度、動線の再編が必要となります。
北側から眺めると、もうタワークレーンしか見えません。
そして遂に三ノ宮駅のホームから神戸阪急や国際会館が見えるようになりました!
この光景を心待ちにしていました。更に解体が進むと完全に駅の南側の景色が遮られる事なく見えるようになります。反対からホームを眺めるとどのように見えるようになるのでしょうか。新駅ビルが建設されるまでの一時的な開放感を楽しむ事が可能となります。
足下ではJR本州3社の業績が報じられており、どれも漏れなく赤字です。JRのみでなく、鉄道事業各社も同様で運輸もホテル等の不動産事業も軒並み大きく減収減益を余儀なくされています。
しかしながら梅田の再開発等、JR西は大型投資に踏み切っています。コロナ後を見据えたビジョンで三宮の開発も進めて欲しいと思います。
JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 遂に三ノ宮駅ホームから神戸阪急を望む!
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JR各社が大幅な赤字を発表する中、JR札幌駅前の巨大再開発事業の概要が明らかになりました。2案あるみたいですが、最大250mの駅ビルも構想されており、実現すればJR駅ビルでは国内最高峰になると思われます。
事業主体が札幌市なので、こんな思い切った計画が出てきたのでしょうが、北海道新幹線が延伸されるとはいえ、コロナ後の生活様式が不確定な中、ホテル、店舗等思惑通りテナントを確保できるのか、元Sapporo Workerの身としてはやや心配な気もします。
ただこれに刺激され神戸市、JR西日本とも今まで以上に積極的に三宮開発に取り組んでもらえればと、期待します。