JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 建物縮小続く 北側アーケード付近で基礎工事が進む? JR西新社長就任で新駅ビルの行方は?



解体工事が進むJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル。11階の解体が進み、外観からもその縮小ぶりが明確になってきました。11階を覆っていた上部のパネルと足場の撤去が行われたので余計に目立っています。



同時にタワークレーンも高度を落としています。



中央幹線を跨ぐ歩行者デッキから見てもその低さは際立っています。



作業用仮設エレベーターに階数が表示されています。以前あった11階は既にありません。



北側から見ると、パネルの最高部の一部から内部が透けて見えていますが、既に10階も消滅しているようです。10階を覆うパネルも消えると、更に低くなります。



しかし作業予定は未だ11階解体工事を示しています。以前より気になっているのが、北面外部アーケード基礎工事です。



この北面外部アーケードエリアには旧ターミナルホテルエントランス部に沿って仮囲いが設置されています。



壁に沿って何らかの工事が進んでいたので、解体工事の一環かと思っていたのですが、何と本当に基礎工事が進んでいました!地中梁の鉄筋配筋と鉄骨の支柱を取り付ける柱脚が埋め込まれています。コンクリートを打設して柱を建て、何らかの建築物を構築するようです。



標識類に以前より鉄骨製作所が掲示されていました。解体工事なのに何故、鉄骨が必要とされるのか違和感を覚えていたのですが、その目的が次第に明らかになってきました。既存駅ビル解体後の何らかの暫定施設の躯体である事は間違いないでしょう。ビルが無くなるとコンコースが剥き出しになるので、暫定的な壁や屋根を構築するのでしょうか。



12月1日付でJR西日本の新社長に就任した長谷川氏は昨日の会見にてJR三ノ宮駅ビルの開発について問われると「街づくりとの関係もあり、他の事業者との調整、整理も必要」と述べるに留まったそうです。この就任会見が計画発表の絶好の機会ではないかと淡い期待を寄せていましたが、またしても儚く夢破れました。他事業者が示すのは神戸市なのか、それとも他の民家事業者なのか。未だに発表に漕ぎ着けられない理由は一体何なのか。全く釈然としません。先日、報道のあった三ノ宮駅北側広場の地下に阪急の新駅を建設する構想が絡んでいるのでしょうか。



小さな変化ですが、東口改札外コンコースで改装が未着手だった金属パネルで覆われた2本対になった細い柱が美装化されました。



南北に2セットありますが、他の柱が耐震化で綺麗になったのに、これらの柱だけが汚い状態で残されていたので、気になっていました。綺麗になって良かったです。気づいている人は殆どいないのでしょうが。。。

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  1. ひでも より:

    ミント神戸9階映画館のロビーからターミナルビル内の工事の様子が見れました!なかなか興味深かったです。

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