鉄骨建方の工事が本格化した神戸阪急ビル東館。前週は西側に立ちがった鉄骨と既存の東側部分が連結し、更に西側部分は東側より高い5階まで鉄骨組立作業が進んでいた模様をお伝えしていましたが、今回は更に工事が進み、東側の鉄骨建方も遂に開始されました。
従って現在、初代神戸阪急ビル東館をモチーフとした基壇部の鉄骨躯体が立ち上がった状態に達した模様です。北東面角は鉄骨がアールを描いており、このシリンダー部の頂部に尖塔が取り付けられる予定です。
南側角の鉄骨の柱と5階の梁の角度は、これ以上の階がアルミカーテンウォールに覆われたオフィス階の構造変更部である事を物語っています。
5階まで達すると、建物の壁感が出てきました。ここまでの高さは初代の神戸阪急ビル東館でも見られた光景です。
足場のある部分が既存で先行的に建設の進んでいた東側。それ以外がここ最近、一気に組立られた部分です。
サンキタ通りから見上げても既に結構なボリューム感が出てきました。
このまま成長していくと、サンキタ通りをかなり西まで進まないと、全容を捉える事が難しくなりそうです。
ここ最近の東館の変化のスピードに対して、西館は未だ解体工事が進行中で、どのように改装されるのかはまだ未知数の段階です。ゲートが一部開いていた際に見えた内部はスケルトン状態でした。ほぼフリーハンドで高架下を作り替える模様です。
いよいよJR三ノ宮駅の南側からも躯体が見えるようになってきました。今後の成長がますます楽しみになってきました。
神戸交通センタービルや周囲の建物の高さを凌駕する日はそう遠くはないでしょう。カーテンウォールの取り付け作業が見られる日も楽しみです。特にオフィスフロアの質感や色調がパースと比較して実物がどうなのかが非常に気になるところです。
神戸阪急ビル増築工事 初代阪急ビル東館をモチーフにした基壇部の鉄骨が立ち上がる!
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