3月6日(水)にJR三ノ宮駅ビル建設予定地のJR三ノ宮駅前広場にて関係者100名が出席した「起工式」が執り行われました。この式典にはJR西日本の長谷川社長、久元神戸市長、JR西日本不動産開発の藤原社長、UR都市機構の中島理事長も出席し、それぞれ新駅ビルについての意気込みや期待を述べました。
建物は4月に着工し、夏には再度、仮囲いの設置及び通路の切り替えが計画されています。
地上30階 地下2階 高さ156.2m 延床面積91,500平方メートルの超高層駅ビルは、イノゲート大阪、広島駅ビルと並ぶJR西日本の中期経営計画における三大プロジェクトであり、長谷川社長は「「三ノ宮駅は京阪神地区のみならず、わが国全体の中でも重要なターミナル駅」と述べ、新駅ビル開発の重要性を強調しました。これは三ノ宮駅が機能拡大を予定している神戸空港に直結したターミナル駅である事も意識した発言かと思われます。
6つの駅を1つの大きな駅となるよう「えき≈まち空間」の創出に、JR新駅ビル低層部1-4階に設けられる公共通路・動線はこの構想の要的な存在になる予定です。
三宮の商業拠点力を押し上げる地下1階から地上10階に入る店舗フロアは、店舗面積を19,000平方メートルとし、神戸の産業や多様な食文化を背景とした付加価値の高い“モノ提案”や地域生活者の生活を豊かにする“コト・トキ提案”をテーマとした商業空間となり、多彩で魅力的なテナントの出店が見込まれます。
これから2029年までの5年間に渡ってこのプロジェクトを追いかける喜びは何よりも代えがたい貴重な時間と言えます。全ての変化が新鮮であり、一時も見逃さずにその状況を確認し、記録していきたいと思います。
JR三ノ宮駅ビルの起工式を開催 来月より着工 竣工の2029年まで至福の5年間がスタートします!
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