JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 デッキ受け替えが完了 週後半には通路の再開通



暫く大きな動きの見られなかった三宮ターミナルビルの撤去工事ですが、西側1階整備工事が継続しており、数週間前から再び重機による解体が開始されました。

既存ビル西端の撤去が遂に完了



西端に残されていたビルの一部が遂に解体されて消滅しました。



この部分の撤去にあたって必要とされたのが、既存デッキの受け替え工事です。解体されたビルの西角部とデッキが構造を一体としていた為、切り離して新たな支柱の構築による受け替えが必要でした。



新設された支柱と梁によってデッキが支えられています。



西口と中央口と結ぶこの歩行者デッキ。来月にはこのデッキを含めたデッキ再編のプロポーザルが明らかになる予定です。

 

アントレマルシェ前通路の通行再開



このデッキ受け替え工事に伴い、アントレマルシェ前の通路が1月より閉鎖されています。



しかし工事の完了によって今週の金曜日より再び通行が開始されます。



この通路が閉鎖された事でかなり不便になりましたが、慣れてしまえばそれなりに対応できるものですね。



しかし新駅ビルの建設時には動線を大きく変えて回遊性の向上・改善を図り、駅周辺の歩行が劇的に変化させるべきかと思われます。



仮囲いには都心拠点駅周辺の新旧を紹介するパネル展示が行われています。鉄道各社にとってはコロナによる厳しい状況に大きな変わりがなく、新三ノ宮駅ビルについては現時点で決定事項は無いという報道がなされています。秋までは動きがない事はデフォルトの想定ですが、ファイザーのワクチンが成人全員分を確保できたとの報道もありましたが、摂取はうまく進むのでしょうか。
関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

Street Table (ストリートテーブル)三ノ宮オープン JR三ノ宮駅前広場に音楽とグルメのアウトドアホール誕生

2020年12月21日
こべるん ~変化していく神戸~
JR三ノ宮駅前の三宮ターミナルビル解体跡地一部を新駅ビル始動前に暫定利用する方向が示されていましたが、神戸市、JR西日本、神戸新聞で構成 …
JR三ノ宮新駅ビル

JR西日本は新三ノ宮駅ビルを単独開発する必要はない 共同開発や定借権での他社開発も視野に入れるべき

2021年7月21日
こべるん ~変化していく神戸~
  地上部の解体が中途半端な形で終わり、コンクリートの簡易広場になってしまっているJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル跡地。昨年度に都市計画決 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です