11月8日の噴水広場閉鎖から約1ヶ月が経過しました。すっかり噴水は影形もなく姿を消しました。鉄板の敷かれた敷地内はまさに今後、新たな駅ビルの建設地となります。
前週まで稼働していたクレーンも搬出されており、この日は何も工事の様子は伺えませんでした。
掘削の進められていた場所にはシートとネットが掛けられています。
前週にH鋼が搬入されていたのを確認しましたが、敷地奥に一列に並んで埋設されています。スロープのように徐々にこちらに向かって高くなっています。乗り入れ構台を構築する為の支柱でしょうか。
新しい階段とエレベーターが設置された後の展開が気になるところです。一旦、この仮囲いの東側一部の開放して、中央改札方面へと抜ける通路を設けるのでしょうか。それとも、ロータリーの車道を狭めて通路を新設するのか。
現在、仮囲いの無い写真中央部分の広場も現ターミナルビルまでひと続きの解体現場になるものと思われます。
中央に三宮駅前交番が見えますが、これもいずれは撤去されるものと思われます。新駅ビルはどこまで拡大してくるでしょうか。三宮交差点・マルイ前から見た場合らミント神戸は半分くらい隠れてしまうのかもしれませんね。もう12月も半ば。年内の発表は諦めた方が良いのでしょうか。
JR三ノ宮駅ターミナルビル解体撤去準備工事 旧噴水広場の解体現場の掘削完了?
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こんな記事を見つけました。
やはりスピード感が無いというのは共通の認識みたいですね。
震災から20年超、神戸の「顔」の再開発、動き出すのか
https://www.sankei.com/west/news/181211/wst1812110003-n1.html
神戸の将来にとって最もリーダーシップと政策のスピード感が必要なこの時期に、最もそれらに不適格な資質を持つ者がトップにいるということでしょうか。
スピードの無いことは、無為無策とあまり変わりません。
いつか水面下の動きがダイナミックに表面化することを心待ちにしているのですが心配です。
産経新聞にこんな記事がありました。
神戸の再開発の遅さを指摘してます。
JR三ノ宮駅の発表はいつになるのでしょうか…。
https://www.sankei.com/smp/west/news/181211/wst1812110003-s1.html
ただの私の妄想ですが、東京一極集中を促すためにわざと再開発を遅らせているのではないかと、そんなアホなことも言いたくなってしまいます。万一そうだとして、富士山が数百年に一回噴火することを考えれば、東京一極集中の危険性は自明なのですが…。
それはさておくにしても、最近の神戸市は、関西や国を代表する都市としての自覚があるのが、非常に疑問を抱いてしまいます。
残念ながら京都は、都心部に高速道路を通したり高層ビルを建てたりすることはできません。文化・伝統・学問においては中心的役割を担えても、産業・商業・ビジネスにおいて主導権を握ることはできないのです。
仮に、文化や景観を度外視して巨大なインフラ整備するにしても、大きな川がなく海にも面していない京都が近代的な産業を十分に担えるとは考えられません。地理的に不利なのです。
それに比べて神戸は、地理的に非常に恵まれた港を持っています。巨大都市として発展するポテンシャルが十二分にあるのです。仮に神戸が衰退するとして、その代わりを京都が担えるかといえば、答えはノーです。役割分担があるわけですから、神戸市が再開発に消極的なのは、ハッキリいって神戸自身だけでなく関西全体にとっても大きな損失でしかありません。
最近、神戸市が楽天と包括連携協定を結んだということです。それ自体は良いんですけれども、その目標が非常にスケールが小さいです。キャッシュレス決済さえ普及すればインバウンドが増えるのでしょうか?そもそも、インバウンドのもたらす利益を使って、何に投資するつもりなのでしょうか?
神戸市は、自己満足の小さなことばかり考えるのではなく、関西全体や国全体など、もっと大きな視点から街の発展のことを考えてほしいです。