JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 南側デッキ撤去本格化



本格解体開始から約1年が経過し、どんどん小さくなる三宮ターミナルビルです。撤去工事は現在、5階部分の躯体解体が進行中です。これでホテル階だった全てのフロアの撤去が完了し、4階のオフィス階を解体すると、いよいよOPAだった店舗フロアの撤去に着手します。上の写真では解体中の上階に比べて幅のある建物の下の部分です。



作業予定では5階の解体と仮設工事の双方を同時進行で進めている事が示されています。



仮設工事は建物を覆っている足場と防音パネルの撤去です。5階も壁までが解体されている部分は仮設設備の撤去が進んでいます。



そして建物本体の解体に追随して付帯施設の撤去も本格化を開始しました。作業予定にも示されている2階南外部デッキ天井仕上撤去工事が進められています。



デッキ花壇下の天井材がすっかり撤去されて中の鉄骨梁等が剥き出しになりました。



鉄骨の梁の間にあるアルミの補強材が見えますが、奥側はこれらを取り外している事が分かります。長年、覆い隠されていたのでこれらの補強材は真新しく見えます。歩行者デッキ下の天井仕上はかなり前から撤去されていましたが、完全撤去を開始したデッキ花壇から、ターミナルビル周辺のデッキ網全体の解体を開始していくようです。



ターミナルビルの低層部解体にはビルに直結しているデッキも同時もしくは先駆けて撤去が必要となります。ポートライナー駅前からミント神戸やサンシティに連絡するデッキは維持されるものと思われますが、今後のバスターミナルビル再開発や駅前広場再整備により、デッキ網の再編も大規模に行われる事が予想されます。その際、既存のデッキは架け替えられるのか、それとも改修対応となるのか。今後の流れに注視していきたいと思います。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビルは高いデザイン性と地域一番店の商業施設を目指す 神戸新聞インタビューで長谷川社長が抱負を語る!

2021年12月30日
こべるん ~変化していく神戸~
今年10月にJR西日本、神戸市、都市再生機構の三者による共同会見が開かれ、JR三ノ宮駅の駅ビルを中心とした周辺再整備について三者協定を締 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です