11月の噴水広場閉鎖から約3ヵ月が経過したJR三ノ宮駅前広場で行われている動線切替工事。エレベーター・階段新設を中心に駅前の各地点で工事が進行中です。最も進んでいるのは噴水広場周辺です。
前週にエレベーターの鉄骨建方が完了していた歩行者デッキスロープ横ですが、骨格は足場と養生ネットに覆われました。
内部ではエレベーターの乗降口となる新たな鉄筋コンクリートの床が構築されていました。既存デッキと接続されるようです。
階段部分についてはまだ大きな動きはありませんでした。打設されたコンクリートの上には墨出が行われていました。来週には鉄骨造の階段の設置をご報告できるかもしれません。
ポートライナー三宮駅改札下で行われている中央階段の新設工事も順調のようです。
先週、掘削されていたタクシープールの一部は配筋と型枠工事が完了しつつありました。コンクリートを打ち込んで階段の基礎ができます。階段は東西にデッキと平行して設置されるようです。
階段用の基礎とは別に西側にもう1ヶ所、掘削と配筋、型枠の設置が進められています。中央部は階段のみ新設されると報道されていましたが、こちらにもエレベーターが追加されるのでしょうか。ミント神戸前にもすでにエレベーターは整備済です。
階段の接続場所と思われるデッキ上の手摺に仮囲いが設置されました。
ロータリー内の植栽が撤去され、コンクリートも剥がされていた模様を先週のレポートにてお伝えしていましたが、こちらも動きがありました。
植栽のあった場所に弧を描くように新たなコンクリートの縁石が打たれました。
どうやら植栽の撤去はロータリーの再構築が目的だったようです。噴水広場は仮囲いによって閉鎖され、今後は資材ヤードや建設事務所、やがては駅ビルの敷地になるものと思われます。従ってロータリー内に新しい歩行者動線を確保する為、内側の円を狭め、ロータリーを縮小するようです。
駅前ロータリー改良工事として3月中旬までの約1.5ヶ月の工期を見込んでいるようです。
ロータリーの東側も一部のアスファルトや植栽の撤去が行われました。ターミナルビル地下駐車場入口やその内部も閉鎖されており、ロータリーの改良工事が行われています。近い将来、この地下階も解体されるものと思われます。
現ターミナルビルの解体が完了すれば、その後は駅前広場を東側に再編し、現在の東西に広がるロータリーから南北に車が周回する形状に改造する予定です。この改造には中央幹線をも駅前広場の一部に取り込み、車線を縮小して三宮クロススクエア整備の第一段階に着手する事になります。新駅ビルの概要や工期が明らかにならないと、駅前広場の再整備についても明確な計画が定まりません。従って新駅ビルの内容は年度内に必ず発表されなければなりません。
JR三ノ宮駅ターミナルビル解体撤去準備工事 エレベーター・階段新設工事 ロータリー改造工事も進行中
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