JR西日本アーバン開発が運営を行なっているJR住吉ターミナルビル。専門店Livとコープこうべが主体の旗艦店Seerから構成されているJR西日本管内でも数少ない駅舎と一体化した本格的な駅ビルです。
昨年、3月に銀行支店等が入っていた西エリア1階部分や2階の飲食店街をすべて閉鎖し、リニューアルに向けて改装工事を開始しました。当初は飲食系のテナントを入れ替えるリニューアルに留まるかと思っていました。
しかし閉鎖エリアはこれらに留まらず、Livの1-2階の大半も閉鎖となり、蓋を開ければ、住吉ターミナルビル初の本格的な大規模改装という形に移り変わりました。
Liv2階のエントランス周りはほぼ仮囲いのみの状態になっています。
ここまでの大規模なリニューアルとなると、住吉駅利用者は高い期待を寄せている事でしょう。住吉駅は六甲ライナーのターミナル駅でもある為、六個アイランドの住民の多くも利用している施設です。
リニューアルオープンは4月下旬。実に21店舗の新テナントが出店する予定で、改装エリアやエントランスは装いが刷新されます。

東エリアは1階のエントランスも封鎖されています。

イベント開催にも使われる2-3階の吹き抜け・アトリウムエリアには手を付けないようです。

リニューアルエリアの図解です。1-2階を中心に改装が行われると共にSeerの売場配置変更も実施されます。

東エリア2階に新設されるスイーツゾーン。芦屋のパティスリーアカイネコの新業態、ボックサン、ハイジ、モンロワール、ユーハイム等、神戸でお馴染みのブランドが集結。既存のスイーツ店も移転リニューアルし、新ゾーンを盛り上げます。

西エリア3階の100円ショップも閉店。どうやらここには無印良品500が開業する模様です。

西エリア1階は引き続きロータリーに面した路面店となります。成城石井、イスズベーカリー、洋食クアトロ、グリーン・グルメ等、食物販テナントが多く集います。

2階の飲食店街も復活する予定で、和洋中を取り揃えた7店がオープンします。

これまでは住吉駅構内や駅ビル内には賑わいがあるものの、駅前ロータリーや商店街はどことなく静かなイメージのあった住吉駅北側。駅ビルのリニューアルで駅前の賑わい活性化にも期待が寄せられます。

JR神戸線沿線の駅ビルという事もあるかと思いますが、やはりJR西日本アーバン開発は、その恵まれた立地を活かしたリーシングに定評があります。市内の商業施設のリニューアルが連続しています。
飲食店がスタバしかなくなったので、もっぱら御影クラッセに買い物に行く人も多くなったことでしょう。
以前は喫茶できる所が最大5か所も有りましたが・・・。
飲食エリアはミスタードーナッツが戻ってきてくれたことは良かったです。多分東灘区には他に無かったので。
一番欲しかった中華ができて嬉しいです。住吉駅周辺は高級中華が多く敷居が高かったです。昔、駅前に吉芳が有った時はよく行ってました。
竹園のお店も期待大ですね。芦屋に行かなくてもあのコロッケが買えるのは夕食に花を添えるでしょう。
食品売り場も大改装するので、とにかく待ち遠しいです。