連節バス・ポートループのJR神戸駅乗り入れを端を発して行われた神戸駅前南側広場の再整備工事が完了しました。ポートループは全長18mもある為、駅前ロータリーに進入させるにはロータリーに入る交差点やロータリー内の改造が必要とされました。
この再整備に伴い、バスターミナル位置の再編も行われ、東側はバス停から身体障害者専用の送迎ゾーンとなり、歩道と車道の段差もバリアフリーに改修されました。
再整備ではバスターミナルの歩道舗装タイルの刷新や柵の更新も行われました。
駅改札コンコースから出て最短距離の位置にポートループの停留所が設けられました。ポートループは、これにより神戸駅、ウォーターフロントエリア、三宮、新神戸を20分間隔で結ぶ循環バスとなりました。
同連節バスを運行する神姫バスは、シティループも運行し、通常の路線バス、高速バスも含めて神戸の重要なのは交通インフラを担っています。三宮に本社を開設した事もこれらの神戸エリアでの事業と成長に命運を賭けている意気込みの表れでしょう。
タクシー乗場にも新たに上屋が設けられました。
デュオドーム横のスペースはタクシープールになり、タクシーの待機車列がポートループの回転を妨げないように配慮されました。
今春からは神戸空港の国際化や発着枠拡大によって更に神戸の観光客数は増加する事が予想されます。ポートループの利用者数も22年度には26万人に達し、更に現在も増加している模様です。
ポートループの導入の矛先にはLRTの整備があります。都心とウォーターフロントエリアの回遊性を高める「足」として、十分な需要が見込めると判断された暁には、まず三宮と新港町間におけるLRTの開通が視野に入るでしょう。その鍵を握るのは今春に新港第2突堤に開業するジーライオンアリーナ神戸である事は間違いありません。
JR神戸駅前南側広場再整備工事完了 ポートループの神戸駅乗り入れで利便性を高める 将来的にはLRTの整備を視野
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広島は、駅中にLRT停車場が出来ます。宇都宮やサンフランシスコ、ポルトガルのように、LRTそのものが観光資源になれたらいいなと期待が脹らみます。