ウォーターフロント

中突堤岸壁延伸工事完了

nakatottei22.jpg

神戸市が計画する中突堤岸壁の延伸工事が完了しました。これまでの中突堤の岸壁の全長は285m。これを20m延伸して、より大型の客船が着岸・係留できるようにするという計画です。

nakatottei23.jpg

中突堤の南側にちょこんっとできた小さな小島とそこへ渡るための桟橋。

nakatottei25.jpg

近づいてみるとこんな感じです。入口は封鎖されており、中へは入れません。釣り人には喉から手が出る程欲しい良スポットでしょうね。

nakatottei28.jpg

桟橋の様子です。大型船の着岸時のみ開放されてここを渡って係留ロープを結びに行くことになります。

nakatottei27.jpg

コンクリートの固まりの小島の上には周囲と同じ青色に塗装された係留ロープを結ぶボラードが整備されました。

nakatottei26.jpg

こうやって係留されるわけですね。

nakatottei29.jpg

工費は6,000万円程度だったようです。埋め立てをして岸壁を延伸していたらこの額では済まなかったでしょうから、コスパは高い事業だったと思われます。さて飛鳥以上の大型船がこの中突堤に着岸し、最初に新係留ボラードが活躍する日はいつになるのでしょうか。

nakatottei30.jpg

おまけですが、前回撮ったのとは反対側から再びメリケンパークオリエンタルホテルを撮影してみました。壮観です。

nakatottei31.jpg

中突堤に着岸した大型船の客室からは神戸港の景色が一望です。ただこの日にたまたまオリエンタルホテルに宿泊した場合、眺望は台無しですね。そういう日は宿泊料が値下げされているのでしょうか。



関連記事
ウォーターフロント

ポーアイしおさい公園から眺める新港突堤再開発エリア ジーライオンアリーナ神戸のランドマーク性がすごい

2024年4月12日
こべるん ~変化していく神戸~
昨年11月以来5ヶ月ぶりにポーアイしおさい公園に行ってきました。今、この公園を訪れる一番の目的は、変化の著しい新港突堤エリアがどのよ …
ウォーターフロント

神戸ウォーターフロント開発機構が神戸ポートタワーの運営事業者を公募 2024年春の営業再開を目指す

2022年10月15日
こべるん ~変化していく神戸~
現在、耐震改修工事の最中で閉館している神戸港のシンボル・神戸ポートタワー。改修工事は耐震化だけでなく、展望施設や低層部のリニューアル …
イベント

今年の冬もメリケンパークでイルミネーションイベント「MEYAMEYA(メヤメヤ) 2022」を開催 12月22日~12月31日の10日間

2022年11月13日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸市は今年もメリケンパークにてイルミネーションイベントの開催を実施する事を発表しました。一昨年前は「グローバルレインボー」、昨年は …

POSTED COMMENT

  1. waraushi より:

    早く超大型船が着岸している風景を見たいものです。
    恐らく夏休み頃には見れるのでしょうか?楽しみですね!

    中突堤はとても気持ちのよい好きな場所です。
    ただハーバーランドから少し離れていることもあり、
    知る人ぞ知る、隠れた名スポットのように感じます。

    船の着岸に支障のない範囲で、もう少し整備できないものでしょうか?
    対岸の高浜岸壁は非常に綺麗に整備しているので、
    同じように整備できればこの場所の魅力がさらに高まると思うのですが。

  2. kingi より:

    費用対効果の優れた方法ですね
    三宮からアクセスがもう少し良ければ良いのですが

  3. しん@こべるん より:

    waraushiさん
    中突堤中央ビルを含めての突堤全体の再整備が視野に入ればと思います。とても気持ちの良い場所ですよね。

    kingiさん
    アクセス性の改善にはやはりLRTの整備が必要でしょうね。

waraushi へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です