旭通4丁目地区再開発

旭通4丁目計画 重機による本格工事着手

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旭通4丁目再開発事業が本格着工を迎えました。建設事業地内には複数の重機が入り、基礎工事を開始しており、まさに「ザ・大規模再開発」といった雰囲気でワクワクします。三年後にはここに現状では県内一、神戸以西では西日本一の超高層ビルが出現するのです。

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パイルドライバー(杭打機)、クローラークレーン等の重機が重々しく動き回り、地下基礎工事を進めています。

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配置的には手前の南西に「ホテルヴィラフォンテーヌ」や店舗、事務所の入居する商業施設棟が建設され、左奥の北西に駐車場棟、右奥の北東に超高層棟が建ちます。元々、商業棟の「建築計画のお知らせ」がまずは単独で掲示され、先行開発される雰囲気がありましたが、最終的には同時着工したようです。現状では商業棟区域、超高層棟区域共にパイルドライバによる山留作業(基礎を作る為に掘削しても土圧や地下水の水圧等によって崩れないよう支持)が進められているようです。

工事を進めているのは大林組です。近年、神戸都心部での大規模再開発(ミント神戸、神戸旧居留地25番館、D’グラフォート神戸三宮タワー等)の大半は竹中工務店が施工者でしたが、こちらは大林組が施工を担当します。こうした大規模開発では共同企業体による施工が多いですが、今回は大林の単独施工になるようですね。

大林組のホームページ内に、これまで見た中で一番大きな完成予想パースが公開されています。ページはこちら

塔屋の意匠がこれまで以上にはっきりしました。弧を描いた棒のような物やぺリポートを支える斜めの支柱が確認できます。懸念していた隅部ですが、南東角を見ると各階に突起部が確認できます。恐らくガラスフェンスの取り付けられたバルコニーでしょう。デペロッパーである住友不動産の自社ブランド「シティタワーシリーズ(ガラスカーテンウォールを多用するのが特徴)」には基本的にないデザインパターンです。

居室から直接、眺望が楽しめる「ダイナミックパノラマウインドウ」が同社タワーマンションの最大の売りの一つなので、隅部にはバルコニーを設けないのが通常ですが、今回、バルコニーを設けたことで別ブランドを確立するのか、はたまた例外的なシティタワーグラン須磨鷹取(市内で同社とJR西日本不動産が共同建設)のように、ガラスフェンスの採用でダイナミックパノラマウィンドウとし、シティタワーになるのか。

神戸市内にはなぜか隅部にバルコニーを設けないタワーマンションがほぼ存在しません。例外は神戸芸術センターくらいでしょうか。

どちらにせよ明らかになるまでそう時間は掛からないでしょう。

タワークレーンが立つ日が待ち切れませんね。





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