ポートタワーは3月末まで休業中

神戸港の永遠のシンボルであるポートタワーが全面化粧直しを行っています。ゆくゆくはタワー全体が防護シートでスッポリと覆われてしまいます。作業は3月末までとのことです。4月にはリニューアルを終えた新ポートタワーがお目見えします。この間、ポートタワーは休業に入ります。



リニューアルの完成後には赤、緑、青の三色のLEDによって様々な色に変化するライトアップが見られるそうです。老朽化した展望室も一新され、最近、展望タワーで流行りのシースルー床も設置されるようです。



ウォーターフロントから望む神戸の街並みもここ数年でかなり変化してきましたね。すっかり定番となったこの景色や夜景も4月からは更に美しく彩どられることになると思うと楽しみでなりません。リニューアル後には何年かぶりに展望台へ登ってみたいと思います。



高浜岸壁の旧神戸港信号所も同時にお色直しの作業が行われています。



おまけですが、ホテルオークラ神戸は実はツインタワーとなる計画があったそうです。もし構想が実現していたら、上の写真のようになっていたのでしょうか。それとも二期棟は全く別のデザインの建物になっていたのでしょうか。オークラと二号線に挟まれた地区は巨大な駐車場になっています。以前よりこの広大な敷地は貴重な再開発用地として考えていますが、何らかの構想はないものでしょうかね。

話はガラリと変わりますが、先日、ようやく綾瀬はるか主演の映画「僕の彼女はサイボーグ」を見ました。映画の出来はともかく、大規模な神戸ロケを行ったということで、興味深く見入りました。大丸や朝日ビル、十五番館周辺の旧居留地やミント神戸、北野、神大と魅力ある神戸が映し出されていました。が、神戸としてではなく舞台は東京として描かれていたのが残念ですね(東京の夜景はほぼセットでしたが・・・）。この映画に関してはラストに地震があるので、神戸として描くのは難しいかもしれなかったですね。

映画ロケの誘致も結構盛んになってきました。神戸フィルムオフィスも頑張っているようです。ただ神戸が舞台で全編神戸ロケとなる映画はないですね。そういった映画やドラマ(震災以外のテーマでも)が制作されて欲しいものです。1月に放送された神戸新聞の7日間も華麗なる一族も神戸が舞台でありながら、神戸での撮影はなかったと思います。