住吉ツインタワー計画浮上を当ブログでお伝えしてから早3年半。一足遅れとなりましたがようやくツインタワープロジェクト完了の記事を書けることになりました。田崎真珠の所有していたスワンパレス(社員寮)跡及び旧東灘区区役所跡地という住吉川を間に挟んだ二つの敷地に二棟の超高層タワーマンションが建設されることになり、まず最初に野村不動産の手掛けたプラウドタワー住吉(地上29階 高さ99.95m 107戸)が竣工。続いて長谷工、近鉄不動産、及び野村不動産が参画した住吉川リバーサイドフォーラム・ザ・レジデンス(地上28階 高さ99.75m 211戸)も昨年11月末に完成。2号線沿いに白亜のタワーが立ち並ぶ光景が誕生しました。
住吉川リバーサイドフォーラム・ザ・レジデンスはプラウドタワー住吉の2倍の戸数を抱えた為、プラウドより遥かに横幅のあるタワーマンションとなりました。
その為、東西の二ヶ所にエントランスが設けられています。同タワーの人気は抜群で建物躯体工事半ばで全戸完売しました。1階東南側にはカフェも開店しました。
こちらは西側のエントランスです。
このプロジェクトは複合開発として計画され、敷地北側に超高層の住宅棟、南側に低層の文化施設棟である市立東灘図書館と住吉だんじり資料館が配置されました。
文化施設棟は住宅棟に先駆けて9月に開業しました。
文化施設棟の屋上は展望テラスとして一般開放されています。住宅棟の2階からも直接アクセスすることができるようになっています。
テラスから眺めた施設前の芝生広場です。住吉川やプラウドタワー住吉を向かいに見ることができます。
デザイン的には完全なツインタワーではありませんが、色調やディテールには統一感があり、ガリと太っちょのツインタワーの体を成しています。これと併せて既存の住吉駅前のタワーマンションと2号線沿いに縦列した様相はちょっとした高層ビル群を形成しています。
残念ながらこれ以上このエリアに超高層建築が建設することはありません。市の条例によって都心部と一部の地域を除いて市全域の商業・近隣商業地区に対して高さ規制が導入されてしまいました。
住吉ツインタワー完成 住吉川リバーサイドフォーラム・ザ・レジデンス
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