住吉ツインタワー計画

住吉ツインタワー計画近況

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約4ヵ月半振りに住吉に行って参りました。プラウドタワー住吉の成長状況は毎朝、車窓からある程度確認していたものの、同タワーに近接して線路を跨ぐ高架橋が視界を遮ってあまりよく見えていませんでした。先日、市役所展望ロビーから灘方面に目をやるとかなり高くなっている様子が分かったので、慌てて取材に行ってきました。

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もうすでに20階付近にまで到達している模様です。地上29階建てのタワーですので、もう三分の二の躯体工事を終えたことになります。来夏には竣工する予定ですので、来春には上棟しているはずです。

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エレベーターホールとなる北面にはガラスウォールが採用されています。一足先に竣工する兄弟タワーのプラウドタワー神戸県庁前と同様です。

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ガラス手摺のガラスには非常に反射性の高い物が採用されています。プライバシーの保護だけでなく、外観や視認性にも優れています。タワーマンションの場合はランドマーク性や立地性から周囲への影響も大きく、特に駅前再開発等では公共性も求められる事から、外部から干されている洗濯物が見えたりするべきではありません。商業地域に建設されるタワーマンションがガラス手摺を採用する場合は、反射性の高い物を採用するよう規制すべきです。

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足元ではこれからタワークレーンによって吊上げられる予定の支柱や鉄筋等が用意されています。

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南面です。プラウドタワー神戸県庁前と非常に良く似たデザインですが、細部に至ってはかなり違っています。色使いに関しても都心にある県庁前とは異なり、駅と至近距離にありながら邸宅街にも属するエリア性から落ち着いた配色が選択されています。

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駅前付近の歩道橋から。だいぶタワーらしくなってきました。上棟すると、現在のクレーン上部の高さまでとはいきませんが、フックとアーム先端の間位の高さに達するのではないかと思います。

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さてお次は住吉川を挟んで向かいの旧東灘区役所跡に建設中のタワー「東灘区住吉東プロジェクト」の建設状況の様子です。

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まだ地下躯体工事の段階ですが、着実に工事は進行中です。太い鉄骨も組まれています。地下部は鉄筋鉄骨コンクリート造のようです。高さや階層数はプラウドタワーと同規模ですが、建設面積は遥かにこちらの方が大きいので恐らく戸数は倍近いでしょう。スリムなプラウドに対してこちらは横幅がありそうです。

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図書館やだんじりミュージアムが建設される南側は掘削工事はある程度進められたようですが、本格的な着工はまだされていないようです。タワー棟の地下工事がひと段落してタワークレーンが建ち、重機の搬入が必要なくなってから着工されるものと思われます。

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最後にもう一度、駅前歩道橋からビュータワー住吉館を絡めて。この方角からだと住吉ツインタワーは多少被って見えることになるでしょう。この歩道橋は西を向いても東を向いてもタワーが林立する眺望ポイントです。ツインタワー竣工後はきっと夜景も美しいことでしょう。



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