市役所4号館跡地

神戸市庁舎4号館跡地計画 -神戸ルミナスホテル進出-

luminous09.jpg

旧神戸市庁舎4号館の敷地に計画されているビジネスホテルプロジェクト。ルミナスホテル社がこの市庁舎跡地に地上19階地下1階 高さ69.3m 客室数272という規模のホテルを建設する予定です。前回、10月後半に建築計画のお知らせの掲示をお伝えして早3ヶ月が経過しましたが、まだ既存建物の解体工事は開始されていません。

luminous08.jpg

当ブログをご覧頂いているsirokumaさんから現地に新たなパースが啓示されているという情報に基づき、現地を訪れてみると、前回の「建築計画のお知らせ」から「建築指導要綱による標識」に姿を変えた掲示と、計画されているホテルの全体像が描かれたパースがありました。

luminous07.jpg

低層階は重厚感溢れる石造りの外観で、2階にはレストランとオープンテラスも設けられます。この外観構成は周囲の景観との融合を目的として、計画地の南側約200mに位置する神戸ベルェベル美容専門学校の外壁材や色調等を踏襲します。高層部はシンプル且つガラスを多用したファサード。

luminous01.jpg

以前のパースは低層部から中層部のみが描かれていました。

開業予定は来年12月ということで、建物本体工事の着工は来夏辺りを予想しています。従って3-4月には旧市庁舎4号館の解体工事がスタートするのではないかと思います。

去年は4月にヴィラフォンテーヌ神戸、12月にはホテルケーニヒスクローネ神戸が開業し、先日もラスイートホテルの着工をお伝えしたばかりですが、更に新たなホテルが神戸ホテル戦争に参戦します。開業から25年を迎えるホテルオークラ神戸も6億円を投じて365室の全面改装に踏み切ります。JR西の新駅ビルに進出する天然温泉付ホテルの行方も気になりますし、阪急の新駅ビルの16階以上の高層階にも都市型ビジネスホテルが計画中。

神戸のホテル戦争は今後、一時も目が離せない群雄割拠の時代に突入します。



関連記事

POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    三ノ宮駅の北側、フラワ-ロ-ド沿いの代々木ゼミの真向い辺りにもビジネスホテルの開発計画が進んでるみたいですね。
    神戸空港がハブ化でもしない限り、アベノミクスによる景気回復、円安及び東京五輪効果による外国人旅行客に期待し過ぎてもと思いますが。

    最終的にレジデンスへの転用が可能なホテルというのが無難ですかね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です