ホテルシェレナ跡地

ホテルシェレナ旧東館跡地

cherenaeast01.jpg

先日、当ブログを拝見して頂いているsirokumaさんから、旧ホテルシェレナ東館跡地(現状はコインパーキングとして暫定利用中)に総戸数200のマンションが計画されているという情報を頂戴しました。

cherenaeast03.jpg

早速、現地確認してみると、地質調査のボーリング作業がすでに行われていました。同敷地は大阪のビル管理会社に売却されたという報道がありましたが、どうやらその会社とは大阪ガスのグループ会社であるアーバネックスのようです。同社と新星和不動産が共同でこのプロジェクトを計画中ということです。

計画が正式化すればいずれ近いうちに建築計画のお知らせが掲示されることになります。

cherenaeast02.jpg

ホテルシェレナは本館跡地(約2,700㎡)が二分されて再開発が進められています。北側半分の1,300㎡には神戸学生会館(建築面積984㎡)が建設され、南側半分の1,300㎡に現在、ザ・レジデンス神戸元町通(建築面積が890.78㎡で地上24階、総戸数137)が建設中です。

これに対し、東館跡地の敷地面積は約1,820㎡とこれまでのシェレナ跡地開発の敷地面積の中で最大です。200戸のマンションであれば十分にタワーレジデンスになる可能性があります。敷地の形状が東西に長く周囲に大型の建物が隣接している為にどう敷地計画が行われるのかによって活用法が決まってきます。

cherenaeast04.jpg

ちなみに同敷地に隣接してアーバネックスが手掛けたハイグレードな賃貸マンション「アーバネックス元町通 (地上15階 69戸」が2006年に竣工しています。旧オーガスタプラザを建設したのもアーバネックスです。

新たなビックプロジェクトになるのかどうか。今後の動きに要注目ですが、計画が実現化すれば、これでようやく一連のシェレナ跡地開発は目処がつくことになります。



関連記事
ホテルシェレナ跡地

旧ホテルシェレナ西館・第一グランドホテル西元町の解体撤去工事が開始される 和田興産が再開発へ 元町商店街の活性化の一翼となるか

2022年1月18日
こべるん ~変化していく神戸~
西元町のランドマークであったホテルシェレナ神戸。本館、東館、西館の3棟構成の建物でしたが、震災で被災した本館と東館は解体され、その後、タワ …
ホテルシェレナ跡地

旧ホテルシェレナ西館・第一グランドホテル西元町の解体撤去工事が本格化 地域のランドマークへと再開発されるか

2022年3月17日
こべるん ~変化していく神戸~
同じく解体工事が本格化した旧ホテルシェレナ西館・第一グランドホテル西元町。こちらも再開発の卵として、解体後には地域活性化のプロジェク …
ホテルシェレナ跡地

ザ・レジデンス神戸元町通+ホテルシェレナ東館跡地(元町通6丁目計画)+栄町通プロジェクト

2013年5月1日
こべるん ~変化していく神戸~
ホテルシェレナ本館跡地で建設が進められている地上24階建てのタワーマンション「ザ・レジデンス神戸元町通」の近況です。すでに17階の躯体工事が …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です