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ホテルシェレナ西館跡地で和田興産が東レ建設の施工で建設しているタワーレジデンスが公式に発表されました。地上19階 総戸数101戸(住戸100戸、店舗1戸)のタワー型マンションとなります。
タワーレジデンスが集積するハーバーロードに面し、高規格の街並みの一部として構成する事になります。低層部の夜間景観も街へのにぎわいを演出。
バルコニーを極力廃した外観デザインはホテルライクです。ディテールや質感にも拘りを感じさせます。
元町商店街の西エントランスを華やかに演出するランドマークタワーとなるでしょう。商店街に面した1階には店舗区画が設けられます。
今回、マンションの敷地面積は神戸市のマンション規制を避ける為、1,000平方メートル未満に抑えられました。敷地に余剰地が残るようなので、更なる店舗棟等の建設も検討される模様です。
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都心部に於ける円滑な都市更新のキーワードは「土地の集約化」であることは誰もが知るところです。一方、それに反するように1000平米で縛りを掛けた神戸市のタワーマンション規制が条例化されてすでに3年半。
本件は、地元最大の不動産会社和田興産が神戸市の条例趣旨を見事?に否定して1000平米以上の土地を分筆し、1000平米以下にして規制をすり抜け、下層部に商業用途は設けなかった。これがこの条例に対する事業者の回答です。
和田興産を責めるよりも、この土地でこれ以外は事業化出来なかったのでしょう。言いたいことは “この規制は土地の集約化を遅らせ、不動産投資を妨げている” “この規制が効果を発揮した事例は3年経っても見当たらない”と言うことです。