旧ホテルシェレナ本館跡地に近鉄不動産と住友商事が計画中のタワーマンション。建築計画のお知らせに掲示されていた11月着工予定のスケジュールに従って、暫定利用として運営されていたコインパーキングが閉鎖され、敷地は仮囲いが設置されました。計画では地上24階 高さ75.65m 総戸数137のタワーマンションが建設されます。
施工は現在、三宮で神戸一の超高層タワーであるシティタワー神戸三宮やこの敷地に近接して建設中の神戸ハーバータワー等、都心部でのタワーマンション建設を一手に引き受けている大林組が担当します。現在はまだ着工にまで至ってはなく、工事に向けて準備が進んでいます。
震災の影響、ここに来て懸念される欧州初の経済危機等、マイナス要因が多い中、ハーバーランドで計画されていた三菱地所のタワーマンションプロジェクトは再度の凍結となってしまったようなので、こちらの計画も無事着工されるのかどうかが気になっていましたが、予定通り工事が開始されるようで安心しました。
計画予定地はやはり旧本館のみで東館跡地のコインパーキングは営業が継続されています。売却先が異なっているので致し方ないとは思いますが、どうせなら一体開発でもっと規模の大きい建物による再開発が望ましかったのではないかと思います。
何はともあれ新プロジェクトが着工に至ることは喜ばしいことです。建物はローレルタワーシリーズになるのでしょうか。
現在までに、神戸都心部でタワーマンションを手掛けたデベロッパーは
大和ハウス工業
関電不動産
アーバンライフ
大京
住友不動産
野村不動産
東京建物
神鋼不動産
藤和不動産
これらに加えて現在計画中なのが
近鉄不動産
三菱地所
大手デベロッパーでまだ進出していないのは
三井不動産
オリックス不動産
積水ハウス
地元系では
阪急不動産
和田興産
今後は三井不動産のパークタワーシリーズ、阪急不動産のジオタワーシリーズ、そして純地元和田興産のワコーレタワーに期待したいところです。
ホテルシェレナ本館跡地計画
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