ホテルシェレナ本館跡地に建設中のザ・レジデンス神戸元町通の近況です。基礎工事が完了し、地上階の躯体工事が順調に進められています。
すでに3-4階部分の工事に着手中です。3階までは重厚感溢れる石造りの壁面となります。これは付近の建物も同様で、周囲への統一感を図ります。
5階位の高さまではすでに足場と養生シートが組まれている状態です。このまま24階の最上階まで建物をすっぽり覆う形で建設が進むのでしょうか。1ヶ月で3階程のスピードで工事が進んでいるので、この速さだと夏には上棟します。パースでは建物ファサードのディテールや色調、素材に凝っているよう見受けられるので、完成後の実物がどうなのか楽しみです。
さて、前回、隣接するシェレナ東館跡地にも200戸のマンション建設が計画されている事について触れました。前月末ではボーリング作業が行わていたのを確認しましたが、今回の取材時にはコインパーキングが閉鎖されていました。
早くも準備工事に着手となるのでしょうか。東館の構造がどうだったのかは分かりませんが、恐らく解体時には地下の基礎部撤去まではまだ行われていないものと推測します。工事がスタートしたとしてもまずは既存建物の解体撤去に相応の時間を要することになると思います。
気になるのは敷地計画と建物の規模や構造です。200戸という住戸数が本当であれば相応な規模の建物となります。敷地面積や戸数共に近い規模の物件が同じく栄町通り沿いにあるライオンズタワー神戸元町です。同タワーは敷地面積1,701.99㎡に対し、建築面積851.77㎡で地上33階 総戸数169の建物規模です。東館跡地の敷地面積は約1,820㎡でライオンズタワーよりも敷地面積は広いことになります。隣接するシェレナ本館跡地(敷地面積1,322.33㎡)のザ・レジデンス神戸元町通の敷地は建ぺい率67%、容積率800%ですが、この土地に一時、計画されていたタワーの規模は地上28階、高さ98.89m 延床面積14,595㎡でした。
新たな100m越えの超高層一番乗りとなるのかどうか。近々、建設計画のお知らせが掲示されるかもしれません。
-追記-
本日(1/26)、再度現地確認した所、東館跡のコインパーキングが再営業していました。計画はまだ流動的な可能性があります。
ザ・レジデンス神戸元町通+ホテルシェレナ東館跡地-
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