本日2/11に開業する神戸セントモルガン教会です。ようやく夜景を収めて参りました。昼間の様子も周りの景観にすぐに溶け込んで雰囲気向上に貢献していましたが、夜のライトアップされた姿はこれまた想像以上に素敵な景観を作り出していました。
ディズニーランドからそのまま持ち出してきたのかと思うような上品な佇まいです。こういった建物は通常の街並みでは浮いてしまいますが、神戸の街並みにしっくりと合っているのが何とも嬉しいところです。
双子の尖塔の高さは48mに達します。ライトアップはこの尖塔部分のみに施されると思っていましたが、ファサード全体が闇に浮かび上がるように照明演出がなされています。
道行く人々もこの美しい建物の姿に魅了されていました。私が撮影していたことで余計に人々の目をこの建物に注目させていたようです。
次は旧居留地内からセントモルガン教会を遠望してみましょう。
まさに完璧な構図ですね。明石町筋沿いに並ぶレトロな建物のライトアップと見事にマッチしています。色合いも統一が取れており、美しすぎる位です。
撮影中に「あの建物は何ですか?」と旧居留地を訪れた方に質問されました。今後も多くの人から注目を集めることになろうかと思われます。一般客も楽しめるゴスペルコンサートや大聖堂の中の様子も非常に気になるところですね。旧居留地内は歩道の再整備が行われたお陰で路面が明るくなり、昼間も夜間も光の反射によって街が非常に明るい印象を持つようになりました。
最後に大丸神戸店が旧居留地内に路面店を誘致することで同店と周囲の街の活性化を図るというビジネスモデルを確立してからすでに25年が経過したそうです。この手法は今や全国に広がりを見せます。しかし居留地程、成功を収めた街はないでしょう。ただ最近は地域内の競合も激しく大丸神戸店の売上も伸び悩んでいます。オール神戸で対抗していますが、やはり大きな起爆剤の必要性は日に日に増しているような気がします。
ライトアップタワーズ-セントモルガン教会-
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ちょっと照明当てすぎ感、とって付けた感がありますが、街への拡がりを考えてて良いですね。こういう建築一つひとつの積み重ねで街並みに味が出てくるんでしょう。意識の問題ですね。これに比べると、この教会から3ブロックほど東に何年か前に新築された何とか銀行は本当に残念でなりません。大きな交差点に面した西側の壁面がつるんつるんののっぺら坊。工事が終わって見たときには正直アホかと思いました。
ライトアップ綺麗。溶け込んでるけど、目立ってますね。
旧居留地のビジネスモデル考えた人は天才や思います。厳しい規制の下、これからも良好な都市景観を受け継いでいってほしいです。この方法って心斎橋筋にあるセレクトショップの路面店も大丸心斎橋店が関係してるんですかね?大丸付近でよく見かけるのですが。
神戸阪急やモザイクを含むハーバーランドの商業開発は2012年末をめどにリニューアル計画を策定するみたいですね。来年かあ、気長に待たないとですね。
この辺りの建物は暖色系のライトアップが多く温かみがありますね。
7枚目の写真なんか38番館ごしに教会が浮かび上がって見え、かなり高級感を醸し出していると思います。
こういう建物を建てると普通は懐古趣味というか、少し嫌味を感じますが、神戸の場合はいい感じに馴染んでいる気がします。やっぱり旧居留地があるのが大きいんですかね~。
三ノ宮駅・さんセンタープラザなどの建て替えも、洋風の超高層ビルを建てて、さんプラザ、センタープラザの低層部に大丸みたいなコリドールを設け、神戸未進出のブランド店を誘致して…てのはやりすぎですかね(笑)
夜間照明は暖色系に統一してほしいです。日本ほど夜間照明に蛍光色使っている国はないんじゃないかと思います。まだまだ基本的な部分でのデザインが遅れてます。そもそも夜の街に蛍光色は存在すべきやないし、日本でも昔は火ともした提灯でしたからね。昼間の色を夜にたいたらあきませんわね。原点は火の灯りです。かなり話しそれましたね。
私、生まれてから20数年、すぐそばに住んでいました。
幼稚園や小学校のときは、この周辺が遊び場所だったので、四国銀行やニッケ((旧日本毛織)昔は、ここでクリスマスパーティが開催されていました)の看板が懐かしいです。
この土地はバブルのピーク時に、ものすごい価格で地上げされ、その後、駐車場で放置されていましたが、結婚式場とは驚きです。四国銀行とセットだと違和感ありますが、大丸側からみると不思議と調和していますね。
三宮町の南側も、大きく様変わりしましたが、ここの北側の路地に入れば、昭和の三宮が僅かに残っています。路地裏は再開発せずに、そのまま、レトロ感を残してもらいたいものです。
感慨にふけり、HPの趣旨からはずれたコメントですみません。
大丸と居留地のビジネスモデルを考案したのは、1987年頃、そごうに押されて販売不振のうえ、ハーバーランドも計画されるなど危機感を持った当時の長沢昭店長がNYのソーホーを参考にしたらしいですね。
その第一歩となった、旧居留地38番館も25周年を迎えています。25日にはヴィトンの北向かいに、ディーゼルも開店しますね。
ジョーさん
某神戸本部ビルですね。。。北面・南面は元々そこにあった東銀ビルを踏襲するかのようで悪くはないと思ったのですが、西面の処理は確かにいただけないですよね。三面が窓だと使い勝手が悪くなるのは分かりますが、そこは工夫して欲しかったところですね。
翔@KOBEさん
大丸心斎橋店も大丸京都店も神戸店をモデルに周辺地域での店舗賃借と誘致を実践しています。今やこの方式は大丸のみに留まらず、各都市で百貨店が中心となって周辺地区の活性化に貢献している例は少なくありません。
ハーバーの再建計画。楽しみですね。
モアイさん
今回のセントモルガン教会もある意味、旧居留地の拡大としても解釈できないことはないかもしれません。今後の再開発に「居留地」をコンセプトに神戸の都心の居留地化を推し進めていくのも新たな軸としては面白いのではないでしょうか。
ジョーさん
白色電球全てが悪いとは言いませんが、場所を考慮するべきでしょうね。日本の夜景が白いのは自動販売機の影響も大きいという面もあります。居留地のようなエリアでは暖色系の電灯に統一するべきですね。
うべっちさん
貴重な体験話をありがとうございました。三宮センターサウス通り周辺は狭い路地でありながら、小粋な感じで、ああいう街も良いと思います。大通りは大通り的な開発を進め、小路は小粋な店が集う。そんな街造りが今後も進んでいったら良いと思います。