神戸製鋼本社ビル

神戸製鋼所新本社ビル建設状況

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HAT神戸で計画されていた神戸製鋼の本社ビルプロジェクトが本格的に始動しました。地上9階 高さ50m 延床面積約23,435平方メートルの大型オフィスビルです。建設地はレクサスHAT神戸の北側の敷地6,695平米です。

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仮囲いには墜に神戸製鋼新本社ビル建設工事の看板が掛かりました。大林組の設計・施工です。

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工事予定表を見ると、掘削工事とクレーン組立と書かれていました。基礎工事はかなり進行しているようでした。現場にはクローラークレーンが一台スタンバイしていました。

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神鋼新本社ビルはSRC造の建物です。すでに建物中央部は捨てコンクリートが打設され、杭頭の処理が終了したコンクリート杭が幾つも姿を現していました。この週末から墨出し作業(設計に基づいた寸法を捨てコンクリートに書き出すこと)も始まるようです。かなり太い柱になりそうですね。この建物は免震構造ではありませんが、建築基準法の1.25倍の耐震強度を持つビルになります。

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新本社ビルの完成予想パースが現場に掲示されていました。このパースで新たな発見がありました。以前の公表時では単なる直方体の建物かと思っていましたが、よく見ると外壁と窓にはある程度の角度が備わっています。外壁+色調こそはいかにも鉄鋼会社を表すちょっぴり地味で落ち着いた+重厚感のあるタイル張りですが、そこは神戸製鋼。のっぺりとした外観ではなく段を持ったかなりユニークな建物になりそうです。単なる鉄を造る企業に留まっている訳ではないことがその新しい外観から感じ取れます。ぜひとも今後も神戸の独立した企業として頑張っていって欲しいと思います。

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新社屋建設現場の後方にあるのが現社屋のある神鋼ビルと神鋼ビルネオエストです。グループの神鋼不動産が所有し、神戸製鋼が賃借する形で入居していますが、来年3月末に期限が切れるのを機に、新ビルへと移転を行います。その後の神鋼ビルと神鋼ビルネオエストの活用法も気になりますね。賃貸オフィスビルとして引き続きグループ企業が賃借するのか、一部再開発となるのか。

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おまけですが新ビル建設地の南側はレクサスHAT神戸の店舗があります。

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この店舗にも新型のレクサスGSシリーズがお披露目されていました。豊田章男社長が意気込んだNEWレクサスの誕生です。ひと目でレクサスと分かるアイデンティティーが必要。その答えがようやくスピンドル(砂時計)グリルという形で具現化しました。

この車のお披露目をロサンジェルスで行った豊田社長は米国企業トップ顔負けの英語でのプレゼンを力強く行なっていました。国際企業と言えど、日系企業の日本人のトップが、きっちりと、堂々と、自分の言葉で伝える姿(脚本はあったのかもしれませんが)は非常に好感が持てました。

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今後のGSからFスポーツというグレードが設定されました。またハイブリッドの特権だった三連LEDヘッドランプもオプション装備されるようです。

日本のお家芸が次々と韓国企業に奪われている現状。円高と震災とタイ洪水という三重苦に喘いでばかりもいられません!

頑張れ!トヨタ!頑張れ!日本!頑張れ!神戸!



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