中央通りで建設中の神戸セントモルガン教会の近況です。前回は頂部の尖塔が姿を現したことに触れましたが、今回はすでに防護シートが取り払われてほぼ外観の全てが顕になっていました。実際は地上6階建のビルですが、何階あるのか外見ではよく分かりません。
両隣がオフィスビルなのでこのショットだけで見る分には何だか周囲との景観的なマッチングに違和感を覚えられるかもしれません。
しかしちょっと距離を置いてみると、なかなかどうして良い感じに見えませんか?中央通りの持つ落ち着いた雰囲気にうまく溶け込んだような感があります。建物の色調もこの通りにうまく融合しているようです。
しかしながら神戸市建築物総合環境評価制度「CASBEE神戸」での街並み・景観への配慮の項目ではレベル3の「周辺のまちなみや景観に対して、標準的な配慮が行われている」という評価でした。確かにこうした建物は賛否が分かれるのは致し方ないのかもしれません。
しかし旧居留地に程近いこの立地では寧ろ面白い景観になったのではないかと思います。
明石町筋からの遠望は全くもって違和感無しです。旧居留地内に建ててしまうと少し嫌味感が出てしまうかもしれませんが、中央通りであれば自然に見えてきます。高さ的にも近接する建物とスカイラインの統一感もありますし、私個人的には「あり」な建物の誕生です。夜間も何らかの照明演出が施されるでしょうから(ルミナリエ開催時には尖塔に照明が灯っていたようですね)、周囲の雰囲気向上にも一役買ってくれるのではないでしょうか。
今月末には竣工を迎えますので、夜景も含めて再度、取材したいと思います。
神戸セントモルガン教会 ~竣工目前~
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ぼくは旧居留地の中ならあまり違和感ないと思いますが・・・。強いて言うと尖がってるところがイマイチですが。
「周辺のまちなみや景観に対して、標準的な配慮が行われている」ってのは正直微妙ですが、これはこれで馴染んでいくと思います。
厳しい時代ですし、駐車場のまま活用やマンション建設よりは街のにぎわい性の連続、建物も途切れない方がきれいですし、僕は結構よかったなと思っています。
一番下の写真を見るといい感じですね。
どちらかと言うと、隣の水平連続窓のオフィスビルが景観を阻害している気が。。。
翔@KOBEさん
中央通りの東側だとオフィスビルが多いのでちょっと違和感があったかもしれませんが、西側は割と欧風チックな雰囲気が漂っているので、面白い景観になったかと思います。
通りすがりさん
まあ旧居留地内にも割と普通なオフィスビルもありますから・・・。痛み分けということで。