JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅天井耐震補強工事

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JR三ノ宮駅の天井耐震補強工事も3月末の完了を前に佳境に入ってきました。柱の仕上げ作業が進んでいます。

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柱の表面は軽量鉄骨にて補強工事が行われました。更にその鉄骨を化粧パネルで覆い始めました。これまでと同様に白の柱に戻るようですね。

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こちらが改修以前の柱の様子です。太さが全く異なります。現在、ステンレスパネルで覆われている柱下部も以前のような意匠に戻るのでしょうか。

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中央コンコース内の改修作業床が全て撤去されました。

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天井や梁はモルタルから全て軽量の樹脂パネルに取り替えられました。照明は蛍光灯からLEDのダウンライトへと変更されました。他の柱もこれから鉄骨で補強された後、化粧パネルで覆われます。

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工事の進捗が早い東改札外コンコースの柱は鉄骨補強が先行しています。

前回の記事でも触れましたが、今回の天井耐震補強工事についてJR西日本は公式プレスリリースで発表していません。耐震補強によって軽量化が図られたと同時に美装化が図られています。しかしデザイン面では以前の意匠を大きく変えるつもりはないのかもしれません。

三宮ターミナルビルの建て替えを控え、今後、これまで実施されてきた駅コンコースのリニューアル以上の大改修が始まりますので、その前にデザインも含めた明らかな改装が行われると、改修時の感動が半減してしまいます。

よって最終的なリニューアル計画は駅ビルの建て替えと合わせた全体案が示されるのではないかと期待しています。

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昨年末で営業を終えた三宮ターミナルホテルのエントランス。6年程前にリニューアルされた際はこれから建て替えるのになぜこんな改修をしたのかと思いましたが、まさかその後、こんなに長くも建て替えが始まるまで待つことになるとは思ってもみませんでした。

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昨年末に営業を終了するのはターミナルホテルとそれに属するサービス施設のみかとのみか思っていましたが、11階のレストラン街も閉業しました。よってターミナルあ内で営業しているのはオーパと4階のクリニック、1階南側のパブのみとなりました。オーパは2月末に閉店し、その他は3月末に営業を終了します。同時期に駅構内の天井耐震補強工事も完了します。



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