京コンピュータ前駅前で建設中の大型研究オフィスビル「KCMI神戸医療イノベーションセンター」。神戸市の外郭団体企業である(株)OM神戸が施設を建設・運用し、神戸医療産業都市内で需要の逼迫しているレンタルラボスペースの確保・供給を行います。地上5階建て、延床面積9,467.30平方メートルの建物内には32区画のレンタルラボが整備されます。建設工事は大詰めを迎えています。
工事の主軸はすでに外構に移っています。円形のテラスを採用した2階には入居企業や団体の職員が交流する為の交流スペースや会議室が設けられます。商業施設にそのまま転用しても遜色ない程の見映えの優れたデザインです。
建物は京コンピュータ前駅と直結する既存の歩道橋に新設デッキを継ぎ足す形でバリアフリーアクセスを実現します。
こちらが歩道橋に連結された新設デッキの様子です。
デッキを側面から見た様子です。ガラス手摺を採用し、洗練性を高めています。
建物の南側正面には駐車場や車寄せが整備される予定です。
裏面となる建物北側も南面同様の凹凸感のあるアルミパネルが取り付けられました。完成は今年度内ということで、あと1ヶ月半で竣工予定です。不足していた賃貸ラボスペースの供給もこのビルの完成で一息つけることでしょう。
KCMI神戸医療イノベーションセンター新築工事
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基調の白がいいですね。周りの芝生公園が青くなるのが楽しみです。
隣接するアスビオファーマが閉鎖するみたいですね。従業員150人いるそうなので医療産業としてはかなり痛手でしょうね。ああいうビルは他の医療関係企業が再利用することはあるんでしょうかね?
PIには結構面白い建物もありますね。ただ、残念なことに今のPIには買物や遊びに行くところがないから、神戸市民でさえもう何年も橋を渡ったことがないというのが実情で、この建物も一般の人の目に触れることはほとんど無いんでしょうね。
医療産業だけじゃなくレジャーやショッピング施設も街づくりには不可欠。そう思うと、開島時のポーアイは魅力的でしたね。海上都市に住む人々を羨望のまなざしで見ていたのにね。自由な競争の無い街は、活性化しないですね。神戸市には”民間活力”って言葉を思い出して欲しいな。