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昨年7月以来、約半年振りのポーアイII期の状況をレポートします。ここ最近、また報道各社がポーアイII期の現状を取り上げることが多くなりました。大手企業の集積も進みつつある中、ベンチャーの撤退も多く定着化が一つの課題だということです。
さて開業を半年後に控えた同地区最大の医療センター「新・神戸市立医療センタ中央市民病院」はその外観をほぼ完成させています。
メインエントランスとなる東側の様子です。すでに病院名のロゴが掲げられています。
ポートライナー先端医療センター駅と直結する空中デッキは病棟の2階部分と二箇所で連結することになります。
ポートライナー軌道を隔てた向かい側では「国際医療開発センター」の建設工事が急ピッチで進行中です。すでに円形を帯びた外観が見て取れる程まで工事が進んでいます。南側はガラスで覆われるようになります。またこちらにも空中デッキが掛けられるようです。隣接地に建設が予定されている「神戸国際フロンティアメディカルセンター」はまだ着工の気配がありません。
メディカルクラスターの中核臨床施設の稼動は同地区の飛躍へ大きく貢献することになると思われます。空地のみだったキメックセンタービルからの眼下の風景も、ポートライナーの軌道周辺を堺にいつの間にやらすっかり先端都市らしくなってきました。
スーパーコンピュータ「京」の稼動を控える理研の施設を覆い隠すように建った「計算科学センタービル」です。すでに外観は完成しています。団法人計算科学振興財団と兵庫県立大学が事業主体となり、企業や団体等がスパコンを活用して行う研究へのサポートや交流、スパコンの利用を担う人材の育成等を目的とした施設です。
計算科学センタービルとスパコンの研究棟の様子です。
神戸大学はスパコンの隣接地に「神戸大学統合研究拠点」を建設しています。産学官連携拠点として「先端融合研究を、学外の研究機関、他大学、産業界と連携して展開する」そうです。平成23年度供用開始予定です。
スーパーコンピューターから程近い甲南大隣接地は古野電気が進出予定ですが、着工はいささか遅れているようです。古野電気はここに研究開発・製造拠点を設け、「臨床検査機器、遺伝子研究用機器等の開発・製造を行うとともに、超音波技術、ナノバイオ技術を応用した新たな研究・開発等を行う」としています。
古野電気進出予定地の向かいでは、ベルギーに本拠を置く世界的な電池素材メーカー「ユミコア」の日本法人、「ユミコアジャパン」がリチウムイオン電池の材料を製造する生産拠点を建設するプロジェクトが進行中です。2万1千平方メートルの敷地内にまず一期として延床面積8千平方メートル
の工場を今年6月に稼動させる予定です。
半年後の稼動を控え、施設の建設工事はこちらもかなり進んでいます。工場のほか電池材料の試験・実証のためのテクニカルセンターも併設されます。
新年あけましておめでとうございます。昨年は、神戸の街にも大きな変化や変革が訪れました。継続して大きなプロジェクトが進行しており、今年以降も新たな計画の浮上も期待できます。今年はいよいよ梅田地区開発の目玉であるJR大阪駅の再開発が完了し、大阪との都市間競争もますます激しくなります。昨年も皆さんの暖かい応援のお陰で更新を続けてくることが出来ました。また、色々と皆さんの貴重な意見を伺うことができ、有意義な議論の場の提供もある程度は果たせたのではないかと思います。本年もマイペースにはなりますが、更新を続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
神戸阪急などのハーバーのこれから、ヨドバシの出店?
ポーアイのスパコン、医療産業の集積といろいろ話題は
ありますが、いきなりうれしいニュースが神戸新聞に出て
きましたね?
JR三ノ宮駅改修へ 本年度中に構想
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003716108.shtml
やっと神戸の番ですね。このJRの計画が呼び水となって
他の三宮地区の開発なども一気に加速してほしいものです。
阪急の乗り入れとの兼ね合いもあるかとおもいますが、じっくり
と練りに練った新生・三宮の姿が早く見たいものです。
あけましておめでとうございます!
JR三ノ宮駅にも動きがありそうですね。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003716108.shtml
本年もお世話になります!
すいません。ヨットさんと重複してしまいました。
ヨットさん、こうべを愛する映像作家さん
いきなり新年明けてからビッグニュースですね。京都、大阪に負けない三宮の起爆剤として、大いに期待しましょう!
こちらこそ今年もよろしくお願い致します。
低侵襲医療センターもこの辺りですね 確か。