プラウドタワー 下山手通4丁目計画

野村不動産が購入した下山手通4丁目の全但タクシー本社跡地です。同社は県庁に程近いこの場所に地上28階 高さ約98ｍのタワーマンションを建設中です。

既存施設地下部解体工事に時間を要したのかそれともマンション需要の低迷から一時工事を中断していたのかはわかりませんが、着工からかなりの時間が経過しましたが、ようやくタワークレーンが設置されました。



予測通り敷地の西側にIHI製のタワークレーンが一基。スリムな建物になるだろうであることは前回の記事で触れましたが、この一基のクレーンで今後の建設工事が進められていくことになるのだと思います。



驚いたことに敷地の中央、通りに面してファミリーマートが開店していました。ここだけ防護壁が避けるように設置されていたので、以前より不思議に思っていたのですが、歪にこの土地だけは野村不動産には売却されなかったのか、元々全但社の土地ではなかったのか。建物には篠崎倉庫の名があったので、市内で倉庫業や不動産業を営む同社が所有しているものと思われます。



地図上では敷地はこんな形になります。プラウドタワーはまだ野村不社から公式発表がないので敷地計画が定かではありません。敷地西側に建物本体が建設されているので、東側は公開空地や駐車場施設となるのでしょうか。



どのような建物になるのか楽しみです。高層建築のプロジェクトが判明した際に最も気になるのはやはり高さと完成予想パースですね。公式発表が待ちきれません。野村不は東灘区でも同規模のタワーマンションプロジェクトを計画していることは先日、お伝えしたかと思います。

神戸市内で複数の高層物件プロジェクトを手掛けてきたのは現状、大京と住友不動産、三菱地所、神戸市住宅供給公社、住宅都市整備公団、そしてこの野村不動産でしょうか。三井不動産や地元の神鋼不動産、和田興産にも頑張って欲しいところですね。