須磨水族園

須磨海浜公園再整備 松の杜ヴィレッジがオープン 開業特集Part2 松の杜ヴィレッジB・C棟



再整備が完了した須磨海浜公園の西側エリア。にぎわい施設3棟が新しい息吹を吹き込み始めた「松の杜ヴィレッジ」の様子を引き続きレポートします。

多彩なサービスを提供するC棟



まずは東側のC棟。ポトマックがテナントとして出店し、同社の人気カフェである「YURT」を開業しました。ただ単なる「YURT」ではなく、新しい業態での出店となりました。



「CAFE & BBQ PARK YURT」。元々、C棟にはカレイドジャパンが同様にBBQレストランを出店する予定とされていましたが、ポトマックが代わりを担っています。

カレイド社はA棟にも出店を計画していましたが、結局、同社の出店は消滅したのでしょうか。



YURTの構成は店内はカフェ、そしてバーベキューエリアについては、ルーフトップ、ウッドデッキ、パークエリアの3つのゾーンが選べるようになっています。



YURTの横には新たな小松が植えられたゾーンができていました。



ルーフトップのバーベキューエリアでも早速、食事を楽しむ人々の姿が見られました。ビーチ等も見渡せるのでしょうか。



すまっこひろばへと続く松林の中の小道。



その左側の木柵の裏側にYURTのバーベキューパークエリアが広がります。



バーベキューパーク内には木組のバーベキューブースが設置されています。



木組のフレームには日除けや目隠しの役目を果たす布シートが取り付けられており、快適性とプライベート性を兼ねています。



YURTの入るC棟はにぎわい施設棟の中では最も小さな建屋ですが、敷地としてはバーベキューパークも合わせると最大かと思います。当初の構想では、この松林の中にグランピングテントが設置される予定でした。アウトドアアクティビティという路線は継承されました。



カフェ棟の背後にウッドデッキ。ウッドデッキでのバーベキューは食材の持ち込みではなく、手ぶらプランでの利用となります。



まずはカフェが賑わっていましたが、今後はバーベキューパークも賑わいを見せる事でしょう。冬季にはガスストーブ等も用意されるのでしょうか。

 

最も海に近いレッドロブスターのB棟



B棟にはレッドロブスターが出店しています。



店舗前には大きなウッドデッキテラスが設けられとおり、前方の視界も開けているので、開放感の高さが売りとなっています。



レッドロブスターの展開店舗の中でも最も海に高いロケーションで、海を感じながら楽しむシーフードは最高でしょう。



国道2号線からのアクセスも容易なので、ロードサイド店的な利用も可能かと思います。



やはりこの2棟のにぎわい施設周りの集客性は最も顕著でした。



園内にはA棟近くの大型遊具の他にも真新しくユニークな遊具が点在しており、子供にも楽しい海浜公園となりました。



松の杜ヴィレッジとビーチの間には非常に大きく開放感の溢れる広場「うみのひろば」が整備されました。



中央に植栽を配した大型の円形ベンチも完成しています。



にぎわい施設の周辺にはキッチンカーも営業しており、これまでは人の集中はビーチ周りが中心でしたが、海浜公園全体に人が回遊するようになっています。



来年6月に神戸須磨シーワールドが開業すると、更に賑わいは増す事になるのではないかと思います。



そのシーワールドエリアと供用開始済エリアの境界ゾーンの様子です。



まだシーワールドのアクアライブ棟以東は立ち入りが規制されており、外構工事が続いています。公衆トイレ前には新たに園内マップが設置されました。



ポップなデザインの園内マップです。須磨海浜公園の英名はSuma Seaside Parkと命名されています。



園内マップには、この須磨海浜公園内にも新たは「BE KOBE」のモニュメントが設置される広場が整備される旨が記載されています。その名も「BE KOBEひろば」。垂水のマリンピア神戸にもモニュメントの設置が計画されており、市内の主要観光地には軒並み設置される事になってきました。



今後、神戸須磨シーワールドが開業するまでの10ヶ月間は、松の杜ヴィレッジが須磨エリアの賑わいを牽引していく事になります。次回は家族を連れて、いずれかのにぎわい施設で食事を楽しみたいと思います。
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