開業まで半年を切った神戸須磨シーワールド。建設されている各施設は既に建物本体は完成しており、内装工事と建物周辺の外構整備工事に軸足が移っています。
完全出現した二つのスタジアム。手前がシャチ棟ことオルカスタジアム、奥がイルカ棟ことドルフィンスタジアムです。
オルカスタジアム周辺では工事に新たな動きが現れています。
オルカスタジアムの建物から延長した低層部にアーチ型の屋根が構築されています。
これは神戸須磨シーワールドのエントランスプラザ及びゲートウェイを整備する工事です。
ゲートウェイアーチの部分に「KOBE SUMA SEA WORLD」のロゴも取り付けられました。
オルカスタジアムとドルフィンスタジアムの間にあった須磨水族園本館は既に跡形もなく解体されました。今後、この場所には緑地広場の整備が開始されます。
いち早く建物が完成したアクアライブ棟も内部の工事が進んでいるようです。
東側に「SUMA COLLECTION」のロゴ。須磨の海で見られる生き物を展示しているエリアです。
各施設は基本的に須磨海浜公園内にそれぞれが独立した建物として存在し、神戸須磨シーワールドとしての敷地はありません。建物のエントランスにゲートが設けられ、内部は有料になっている以外、周辺は自由に通行ができる形になっています。
松の杜ヴィレッジもようやく開業後のフィーバーが終わり、落ち着いてカフェやレストランが利用できるようになってきたようです。ただシーワールドの開業後は週末を中心に再び混雑するのかもしれません。
BE KOBEのモニュメントが設置される予定の台座が完成しました。以前、工事中に確認できたモニュメントらしき物はイメージの為の仮設だったようです。
須磨ビーチから望む二つのスタジアム。間にあった須磨水族園本館が無くなったので、開放感が出てきました。
スタジアムの上段席からは、イルカショーと合わせて、ビーチや大阪湾の開放的な景色も一望する事ができそうです。
ビーチからもイルカのジャンプを見たり、沸き上がる観客の歓声を聞く事も可能でしょう。
イルカを見れる水族館は比較的多く存在しますが、現在、国内でシャチを見れるのは、千葉・鴨川シーワールドと名古屋港水族館の二ヶ所のみです。
神戸須磨シーワールドは、西日本では唯一の施設となり、広域からの観光客増に大きく貢献する事になります。関西エアポートの山谷社長も神戸はいかに国内観光客を集められるかが鍵を握るという独自見解を示していましたが、神戸が大阪や京都等のゴールデンルート並みに訪日客を増やす事は難しく、海外客に人気で混雑する観光地を避けたい国内客を上手く誘導できると、活性化に拍車が掛かる可能性があります。神戸須磨シーワールドもこの観点からは貢献度合いが大きいと思われます。
須磨海浜水族園再整備・神戸須磨シーワールド 各施設の外観は完成 国内観光需要を高める可能性について
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