9月1日より一般供用が開始された須磨海浜公園の西側エリアと集客施設の集う松の杜ヴィレッジ。各施設のオープンから1週間経ちましたが、週末には昼夜問わず多くの人々で賑わいを見せています。
今回は松の杜ヴィレッジの夜間の様子をレポートとしたいと思います!
松の杜ヴィレッジのにぎわい施設A〜C棟のテナントは21〜22時まで営業していますので、必然的に公園の賑わいもその時間まで継続する事になります。
A棟前の広場にある大型遊具周辺です。ベンチ下に間接照明はあるものの、それ以外はほとんど照明設備はありません。従ってかなり暗い印象です。
A棟の店舗の光を頼りに遊べない事はありませんが、それでも暗いです。食事に来て少し子供が遊びたいファミリー等も多いと思われますが(実際にそうしたファミリーを多く見かけました)、皆、暗さに不平の言葉を口にしていました。
A棟の雰囲気は良く、スタバのベンチでコールドブリューコーヒーを飲みながら寛ぎの時間をしばし過ごしました。ようやく夜は過ごしやすい季節になってきましたね。
今後はますます夜の須磨海浜公園を楽しめるシーズンに入っていきます。
ただ前述の通り、夜を楽しませようとしていながらも園内の照明設備の中途半端さが気になりました。
新しい照明設備も色温度が高い蛍光色のライトも多く、これまで再整備で夜間景観にも大きく注力してきたメリケンパークや東遊園地と比較すると、何とも貧弱感が否めません。
ただそれなりに拘った照明演出も点在しています。
開放感の高いうみひろばからは明石海峡大橋や淡路SAの観覧車が対岸に見えたりと、夜景も楽しめる空間となっています。
ハイライトはやはりB棟とC棟周りです。
この2棟の施設は夜間にも多くの人々が詰めかけ、店内やテラスで食事を楽しむ姿が印象的でした。
CAFE & BBQ PARK YURTは、店内やルーフトップ、店舗背後のパークも合わせて、園内で最も明るい存在です。
その明るさから多くの人々の興味をひいているようでした。
バーベキューパークには吊り下げ照明が点灯し、柔らかく温かい光に包まれて、祭りのような雰囲気を醸し出しています。
夜間の時間帯はどちらかと言えば、持ち込みのパークよりも、手ぶらバーベキューを提供するウッドデッキエリアの方が賑わいがありました。
シーフードレストランのレッドロブスターも料理の価格は比較的価格は高いにも関わらず、多くの人々で賑わっていました。
周囲にはシュリンプを揚げる美味しそうな匂いが漂い、テラス席でもシーフードを頬張る姿が見られ、須磨海浜公園内の新たな賑わい光景が生まれました。
このテラス席で是非ともロブスターにかぶりいてみたいと思います。
B棟とC棟との間にあり、すまっこひろばへと続く小径には足元を照らすライト。こちらは色温度を下げた照明が連なっています。
ただやはり全体的に照明の数が少なく、メリケンパークや東遊園地のような夜景の華やかさはありません。
バスケットコートには照明が備わり、ナイターのプレイが可能です。神戸須磨シーワールドの開業後の夜間照明演出がどのように計画されているのか気になるところです。
夜間の須磨海浜公園 松の杜ヴィレッジ 照明設備設計は思ったよりも控えめ
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煌々と明るすぎると、眩しいと周辺住民から苦情がきてマスコミが記事にするレベルになるでしょうし、難しいところではないかと思います。