関電不動産三宮1丁目計画

関電不動産開発 三宮町1丁目プロジェクト新築工事 場所打ちコンクリート杭工事の醍醐味



基礎工事の真っ最中である関電不動産開発の三宮町1丁目プロジェクト。高松建設の施工で地上12階建のオフィスビルの建設が進められています。三宮中央通りにおけるオフィスビルの新築工事は播州信用金庫神戸本部ビル以来ですので、十数年ぶりです。



現場ではアースドリルを投入して場所打ちコンクリート杭の構築工事が行われています。


アースドリル先端に取り付けられているドリリングバケットです。これで杭を築く為の掘削を行います。回転して掘削します。



鉄筋カゴです。現場で製作される場合もありますし、持ち込まれる場合もあります。コンクリート杭の強度と耐久性を高めます。アースドリルで掘った掘削孔内に、クレーンを使って吊り下げ、この鉄筋カゴを建て込みます。



トレミー管です。繋ぎ合わせて使用します。鉄筋カゴが入った掘削孔内へのコンクリート打ち込みはこの管を使います。



これらの作業を繰り返して杭を一本一本築造していきます。以前は基礎工事にはあまり関心が無かったのですが、実際は地上躯体の工事よりも複雑な工程を経て作業が進むので興味深いものです。ただ仮囲いの中で進められるので、あまりその内容にお目に掛かれる機会には恵まれません。



仮囲いに掲示されている完成予想パースです。三宮中央通りにある最大の賃貸オフィスビルは三宮セントラルビルです。この新築ビルはそれに次ぐ規模となる予定です。



三宮中央通り三大プロジェクトの一つであるこの計画。杭工事を終えて山留、基礎躯体構築が完了するまであと3ヶ月程でしょうか。10月末位にはタワークレーンが登場する可能性もあります。通りを挟んでダブル鉄骨建方を拝めるのは年内か。
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