旧播州信用金庫三宮支店跡でタイムズパーキングとして利用されていた三宮1丁目の開発用地。関電不動産開発が取得してオフィスビルの建設を計画しています。パーキングが閉鎖された模様は先週お伝えしていましたが、何やら工事が始まりました。
鉄パイプを組んでシートで覆った簡易的な仮囲いが設置されました。敷地内にはショベルカーが1台稼働しています。
内部では一部のアスファルトを剥がしています。どうやら地質調査が実施された(される?)ようです。本格的な開発を前提とした調査の実施に期待が膨らみます。
しかしながら地質調査の直後に建設工事が進む事はまずないので、この調査を元に実施設計等が行われて計画が具体化されるものと思われます。恐らく半年程寝かされるので、その間は再びコインパーキングが復活して日銭を稼ぐ事になるでしょう。区画全体を一体的に再開発できれば良いのですが、三宮本通に面して小さな建物が二棟存在します。
どんな規模・デザインのオフィスビルになるのでしょうか。当該エリアは国の特定都市再生緊急整備地域内ですので、容積率の緩和と各種様々な優遇措置が受けられます。最大限に享受して高度利用を図って欲しいと思います。フラワーロードの明治安田生命神戸ビルのようなアルミカーテンウォールを身に纏った最新鋭のオフィスビルが望ましいでしょうか。
この土地の開発が進むとやはり気になるのは通りを挟んで向かいの東洋カーマックスパーキングです。平面パーキングに2階構造の立体駐車場が建設された際はこれは暫く再開発される事はないと諦めましたが、もうそれから10年近くの年月が過ぎました。ダイエー村の中核施設があった場所だけに商業、ホテル、オフィスの需要を担う事ができます。早期の高度利用促進を望みます。
関電不動産開発による三宮1丁目開発計画
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銀泉㈱は三井住友系で、土地有効活用を促す不動産コンサルティングも主要業務の一つですが、都心部の自社保有物件は、専ら駐車場利用で都市部の活性化を阻害している状態が続いています。ご指摘のパーキングや栄町通1丁目交差点のパーキング、三宮町1丁目の三井住友三宮支店が入居する銀泉三宮ビルなど超1等地に物件を保有しております。これらの土地に流動性があれば今の三宮元町エリアはまた違った表情になっていたでしょう。残念ながら、神戸に魅力が無いからなのか?銀泉に知恵が浮かばないのか?駐車場利用の方がビルを新築するよりも効率が良いと判断しているのでしょう再開発等の動きはつゆほども無いようです。
もっとも、この関電の開発用地くらいの規模のコインパーキングでも月400万くらいは売り上げると思いますので取得原価が安ければ苦にもならないのでしょう。
銀泉が方針転換してくれることを祈りつつ、関電の新築ビルを楽しみにしましょう。
パーキングの方は西側の証券会社のビルと一体的な再開発をしてほしいですね
東洋カーマックスも銀泉保有ですか?本当に一等地をないがしろにしているのは神戸の不幸ですね。同社は最近、大阪にある自社本社ビルの外壁修繕をしましたが、塗装しただけで、全然お金を掛けていません。よく言えば堅実、悪く言えばケチ。派手な事はせず、積極的拡大もしない。でも一等地は抑えている。財閥銀行系なのになぜなのでしょう?本当に残念です。
証券会社も一等地を低度利用してますね。一体化が望ましいです。
いつも拝見するのを楽しみにしております。こちらの土地ですが、昨日通りましたが、完全に囲い込みをしてましたが、「高松建設」名が表示が壁に貼り付けておりましたが、またパーキングリニューアルの為にわざわざゼネコンさんが工事を行うのでしょうか?みなさんの期待通りに、高層ビル建設に舵を切ったのか、情報をお持ちの方があればご教示いただきたいですね。
本日高松建設の幕がついていました
どんなものが出来るか楽しみです
高松建設さんですか?一度パーキングには戻さずにすぐに本体建物を着工するのであれば嬉しい限りです。