市庁舎建て替え計画

壁画「ミューラルアート」を本庁舎クーリングタワー防音壁に 作品制作始まる


  神戸市ではアートを活かしたまちづくりを進めています。その一環として、国内外で注目されている「ミューラルアート(壁画)」の可能性を検証するため、本庁舎のクーリングタワーの防音壁でミューラルアートの実証実験を行います。この度、スケジュールとアーティストが決まりましたのでお知らせします。尚、本募集は、神戸市がKobe Mural Art Project実行委員会に委託する「クーリングタワーの防音壁活用実証事業業務」のなかで実施するものです。

解体中の市役所3号館屋上にあった冷却塔設備を一時的に市庁舎敷地の北端に移設していますが、この目隠し及び防音の為に設置された外壁を使って壁面アートを施す作業が始まりました。



予定では南面・西面・北面の3面に3人のアーティストによって壁面アートが描かれる予定です。制作期間は月末まで。



今回の壁面アートは実証実験の位置づけで行われるものです。秋には市民アンケートが実施される予定です。

現在の暫定グリーングタワーは2号館別館解体後に建設されるエネルギーセンターが完成後に解体される予定です。

神戸は芸術の祭典「神戸ビエンナーレ」を開催し、アートの街としての定着を試みてきました。フラワーロードにも数多くの彫刻やアート作品が並んでいます。今回のミューラルアートプロジェクトによって神戸に壁画が根付き増えていくのかどうか。作風や作品によっては落書きとも捉えられかねません。普及には今後の活動が鍵を握るでしょう。

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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    ミューラルアートは好きだけど、行政が主導して行う事かな?言うまでもなく芸術にも様々な表現がありますから過激な表現や色彩のものなどは、景観審の建築物等審査との整合性が計れるのかな?マッチポンプ…中途半端になりそう。
    少しづつだけど、ポートタワー~umieの倉庫壁面に描かれ作品が徐々に増えていますがそれで良いんじゃないかな。
    そのまま許容し見守り続け、素晴らしい作品が出現していけば、ハワイのカカアコのような観光スポットに成長するかもしれませんね。

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