磯上通8丁目他に位置し、葺合南54号線とフラワーロードを結んでいる約100mの道路が葺合南29号線です。この短い道路の改良工事が実施される模様です。
北側の歩道は割と新しいインターロッキング舗装ブロックが敷設されていますが、電柱があります。ここに共同溝を埋設すると共に新たなブロックの敷設やデザイン街路灯等の設置も含めた道路改良工事を行います。
南側の歩道です。こちらも北側と共通のインターロッキングブロックが敷設されています。こちら側には電柱はありません。大和ハウス工業が開発したD’グラフォート神戸三宮タワーの建設時に電柱地中化が行われたものと思われます。
老朽化した車止めのボラートも更新されます。幅員は大きくない道路ですが、両側にしっかりと歩道が整備されている通りです。
この通りに面しているのが磯上モータープールです。都心部に残された貴重な大型開発が可能な用地として考えられます。水面下では開発に向けた動きがあるようですが、具体的な話にはなかなか結び付かないようです。
コロナ禍の環境下においても大阪都心部の大規模開発プロジェクトは次々と着手に漕ぎつけています。あくまでもアフターコロナを見据えて開発の歩みを止めない強気の姿勢です。神戸の開発についても立ち止まる事は更なる衰退を招きかねません。明けない夜はありません。
葺合南29号線電線共同溝整備工事の競争入札が広告 電柱地中化と道路改良工事が進む
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わたしは電線電柱の地中化には大賛成なんですが、こちら葺合南29号線の無電柱化は事業の目的としては何か違うような気がします。
土建屋さんに仕事を廻す意味があるんでしょうがねえ。
若者の集まる街づくりの一環としてなら、できれば新港町、トアウウエストや乙仲通りは優先されていいんじゃないかと思います。
わたしの住む灘区も十年以上前から、2号線、山手幹線中心に無電柱化工事が進んで今は阪神新在家駅~JR六甲道前までの南北の通りの無電柱化工事が進められていますが、電線は取り除いてもなかなか電柱撤去が進みません。
電柱が撤去されて初めて無電柱化と言えると思っていますので、現在の状況ではあと何年かかることかと嘆いています。
私の住む須磨も一部地中化工事をしているのかと思いきや、準備工事?で終わってしまい、電柱も電線も残ったまま元々と変わらない状態が続いています。
地中化ってやっぱりコストがかかると思うんですよね。
だから裏路地や軒下に配線を通すというやり方もあったりと。
しかし後者は中々権利者と合意が取れないという想定から事業体(行政や関電?)が話を進めませんよね。
神戸で裏路地配線をしているところってほぼ皆無だと思うんですよね。
なんというかここだけ個人に義務化したりすれば
配線を建物と接するようにして電柱を無くすだけでも随分、景観は変わると思うし安上がりな気もします。
だから、私は電線の地中化というネームではなく、電線or電柱の除外化の方がいいと思うのですがね…。
しない理由として雇用というのは、後ろ向きな要素だと思います。維持管理はどうせしなけれなならないのですから、人は必要ですんで、以前と変わらないと思いますがね。
街がイオンに負ける理由は電柱もあると思うんですよね。
空調が完備されて駐車場もタダに近いイオンはそれは確かに良いかもしれませんが、外の空気ってやっぱ清々しい時もあって空が見えて色んな形や色のお店があって、建物の中にいる時と違う雰囲気があるわけです。
空を見上げて電線があったら、萎えますよね。
もはや既存の街のインフラに投資するなら何にするかと問うならば、電柱無くすくらいしか投資できる範囲は残っていないと思うんですよね。
勿論全部を一気にするのは無理ですけれど、継続的に行ってほしい事業の一つですね。
もう少しフットワーク軽くして進めていってもらいたいと思います。