神戸須磨シーワールドのオフィシャルホテルとして6月1日に開業した神戸須磨シーワールドホテル。地上8階 延床面積8,050平方メートル 客室数80室の海辺のリゾートホテルです。
スマシーの初体験と共に同オフィシャルホテルも宿泊してきましたので、棟内外の様子をレポートしたいと思います。建設開始前から追いかけてきたプロジェクトだけに実際に泊まれるというのも感慨深いです。
北側の車寄せに面した入口はホテルの幅から見ると小さな造りです。また光沢のある真っ赤な自動ドアがデザインのアクセントになっています。
エントランスロビー内の様子です。3時のチェックインの時間は混み合います。基本的にこのホテルの宿泊者はシーワールドの利用が前提でしょう。宿泊客は宿泊日とその翌日の2DAYを開館から閉館までフルで楽しむ事ができ、更には入退場が自由に行えるというメリットがあります。
ロビー空間で最も目を引くのが、中央の2本のブルーの柱とその上にある天井です。イメージではこの楕円の中にイルカが描かれていたので、ドルフィンラグーンの下にロビーがあるのか?と思っていました。
実際には楕円形状のLEDディスプレイが天井に埋め込まれており、海や水にちなんだ映像が流されています。
レセプションの反対側は開口部の広がるテラスに面して明るい雰囲気です。
ブルーに輝くカウンターの奥には「せとうちハーバーレストラン」が広がります。ランチは一般利用が可能です。
開口の外はタイルテラスに丸太ベンチ。
そして視線の先にはドルフィンラグーンと須磨ビーチ。
レストランにはオープンテラスの席も用意されています。天気と気候の良い日やシーズンには潮風を感じながらの食事も最高です。
このホテルが体験型を標榜する主なサービスとして、日本初のドルフィンラグーンが備わっている事が挙げられます。15,000円/人でイルカと触れ合える体験が可能です。ラグーンプールには2頭のイルカがいます。
ドルフィンラグーンとレストランのテラスの脇に沿って伸びるロビーへのアプローチ。
須磨ビーチのプロムナードから直接、ホテルへとアクセスできるバックドアがあります。アプローチは高低差があり、階段が庭を抜ける形です。
反対側にはスロープが備わっています。
ホテルの敷地を盛り土で嵩上げしています。高潮や津波対策かと思われます。その高低差を利用した庭です。
レストランのテラス席からは須磨ビーチを見渡す事ができます。ソファー席もあり、非常にリゾート感万歳で寛げる空間です。宿泊日が雨でなかったら、テラス席で食事をとりたかったですね。
見上げると両翼を広げるように全室バルコニーを備えたホテルが聳えます。
今時のホテルらしく受付カウンターでレセプションを済ませると、部屋のカードキーの受け取りと支払いを精算機を使って行います。
歯ブラシ以外のアメニティはロビーで配布しています。
ロビー階は2階であり、1階に降りるとしーわーへの直通エントランスがあります。このエントランスはカードキーでの開閉が必要となります。
1階のエレベーターホールにはホテルの模型が展示されています。
8階は屋上テラスです。このエントランスドアもカードキーがないと開きません。
屋上テラスの様子です。ウッドデッキが敷設されています。
デッキテラスの周りには芝が敷き詰められて緑化されています。
デッキにはスポンジ製のベッドとミニテーブルが備え付けられており、気候の良い時期、夕暮れ時や日没後等に移ろう景色楽しむ事ができます。
北側には神戸市西部の市街地のバックに六甲連山が広がります。
南側は須磨ビーチと瀬戸内の海。天気が良ければ淡路島と明石海峡大橋を望む事ができます。
車で宿泊する場合は、予約をすれば1泊3,000円でホテル専用駐車場に止める事が可能です。もしいっぱいの場合は、シーワールドの立体もしくは平面駐車場に同料金で止める事になります。次回は客室内の様子についてレポートします。
神戸須磨シーワールドホテル宿泊記 Part1 スマシー公式ホテルはリゾート感満載の体験型宿泊施設
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いつもありがとうございます。
再整備前から気になって述べたことがありますが、イルカやシャチのショー、飼育そのものも含め世界的には禁止の流れがあります。太地町のイルカ漁、イルカ飼育も、批判にさらされつつあります。
ショー主体のシーワールドの水族館事業のモデルはその点では古いので、今後の心配がないわけではありません。
ご紹介のように、ホテルにイルカが飼われているようですが、狭いのでストレスな気がしますし、メインのプールと繋がってないので、移動も負担な気がします。
インバウンドへの訴求は短期かつ限定的な気がします。