前回の取材から1.5ヶ月空けての須磨シーワールド及び須磨海浜公園再整備状況の様子をレポートします。開業まで約2年強に迫り、建築される予定のほぼ全施設が着工しています。
建物の地上躯体の構築が始まっているので、現場に投入それている全てのクローラークレーンは建物の脇に配置されています。
東側のシャチ棟・オルカスタジアムも地上躯体が2階レベルを越えてきており、仮囲いの外からも躯体が見えるようになってきました。
須磨シーワールド内の施設としては.シャチ棟・オルカスタジアムが最も躯体工事の進捗が遅い施設です。既存の施設が多くあったので、これらの解体に時間を要しました。
来週まで営業を続ける現本館の南側でも何やら工事が進行しています。一直線に配筋が行われれており、型枠が両側に取り付けられています。
イルカ棟・イルカスタジアムの建設はかなり進んでいるようです。
この施設は各建物が独立して存在しており、敷地は囲われていません。シャチ棟やイルカ棟はそのショーの時間帯のみの出入り可能になるのでしょうか。
魚類・アシカ・ペンギン棟は丸味を帯びた建物になります。
須磨シーワールドに隣接する須磨区海浜公園の再整備エリアでも、建物の建設工事がほうぼうでスタートしています。
須磨海浜公園内には合計3棟の新築建物が完成する予定です。浜側に建設されている建物の基礎です。この建物はC棟と呼ばれる建物かと思います。
この開けた場所はA棟の松の杜ヴィレッジの建設予定地です。中央の大部分は芝生広場となる「すまっこひろば」になるのでしょうか。
左のコンクリートの床が構築されているのは、パークコンシェルジュ棟なのではないかと予想しています。右では掘削機を使って買い工事が開始されています。
作業予定によると、杭工事が進められているのはA棟。これは松の杜ヴィレッジのにぎわい施設です。
完成予測パースで描かれている須磨海浜公園エリア。左の平家の建物が、B・C棟、右の少し大きな建物がA棟・松の杜ヴィレッジかと思います。
工事エリアが最大限に拡大して既存駐車場はかなり縮小しています。
今や稼働している駐車場エリアはごく一部のみになりました。
駐車場エリアでは巨大な立体駐車場の建設が始まっています。須磨シーワールド、須磨海浜公園の来訪者を受け入れる為に十分な収容台数を準備する必要があります。
まずは敷地北側に立体駐車場を建設。南側は平面駐車場として維持し、需要に応じて南側にも立体駐車場を建設出来るようにしています。
ホテル棟の建設も順調に進められています。基礎工事は完了しており、地上躯体の構築も始められているようです。
ホテル棟は思っていたよりも東側に張り出しています。次第に姿を現し始めた須磨の一大リゾートゾーン。今後も工事進む事によって、更に各施設の形状が明らかになっていく事でしょう。
須磨海浜水族園・神戸須磨シーワールド 須磨海浜公園再整備工事 各施設の躯体構築が進む 須磨海浜公園内のA〜C棟の建設もスタート
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
須磨シーワールドは工事が進むにつれ大規模感が現れています。2号線側から見ていると想像していたよりもかなり大きく感じます。とても楽しみな開発です。
海釣り公園の再活用計画も進んでいるようで、須磨浦公園・須磨離宮公園、リニューアル予定のマリンピアやアジュール舞子・明石海峡大橋を活かすソフト面の開発を進めることを望みます。
淡路には、島内全体を俯瞰した周遊コース・バランスの良いロードサイド店舗の開発が出来ており神戸は1歩も2歩も先を行かれています。
須磨垂水の海浜沿線は工場が無く大阪湾でも美しい景観が眺望できる希少なエリアです。その希少性を活かし淡路に繋がるトータルリゾート開発は出来ないでしょうか?
愉しみにしていた垂水のジョリーパスタ跡地開発は葬祭会館になってしまいました。必要不可欠な施設ではありますが、塩屋垂水間の海浜沿いには、かつては塩屋異人館倶楽部・レストランシーサイドクラブパレス塩屋・うお勢など魅力的な飲食施設がありましたが、とうとう海が見えない竹屋と増田屋のみとなりました。この場所には飲食系施設が欲しかったのでとても残念です。