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今年10月に本館・新館を含めてフルリニューアルオープンを果たした神戸阪急。しかしその仕上げとしてまだ改装中の部分を本館、新館それぞれに一部残していました。
新館については、1階フラワーロードに面して展開するインターナショナルブティックスの一画が、これまで期間限定でブランドのポップアップストアを誘致するスペースとして利用されてきましたが、最終的に常設テナントに切り替わる事になりました。
出店したのはLOEWE。ここに最初にポップアップストアをオープンさせたのも同ブランドでした。
高級ブランド店がフラワーロードに軒を連ねるようになり、通りの華やかさが増しました。今は歩道の幅員が比較的狭いですが、将来的には拡大されて、よりゆったりとした雰囲気で買い物が楽しめるようになると思われます。
これでLOEWEについても大丸と合わせて2店舗体制になりました。同ブランドは神戸三田プレミアムアウトレットにもアウトレット店を出店しています。
加えて神戸阪急本館と新館の間を貫く葺合南37号線では車道を閉鎖し、クリスマス期間限定のイベントが開催されています。
イベント名は「Sannomiya City Xmas」。この通りのイベントを皮切りとして、サンキタ広場、三宮プラッツ、ミント神戸等で、音楽イベント等が先週末や今週末に開催されます。
通りにはライトアップやクリスマスマーケット、ワークショップ、音楽ライブ、協賛企業による出展等が行われました。
中央にはクリスマスツリーも登場。記憶する限り、この通りでこうしたイベントが開催されたのは初めての事ではないかと思われます。
今後、東側の葺合南54号線の再整備も予定されている他、ブルーボトルコーヒー前にはパークレットの設置も計画されており、通りはこれまで以上に賑わいを生み出す場所になります。
今後も定期的にイベントが開催されるようになるのではないでしょうか。このイベントを開催したのは、神戸三宮「えき≈まち空間」にぎわいづくりプロジェクト実行委員会です。委員長を務めるのが、阪急阪神百貨店。また副委員長に神戸新聞会館、西日本旅客鉄道、安田不動産が就き、委員にも周辺建物や施設を保有する錚々たるメンバーが揃っています。
都心再整備・再開発が進行し、ハード面において三宮が大きく変わろうとしている中、こうしたソフト面でのにぎわい創出も大きな意味を持ちます。三宮はいつ行っても何らかのイベントが行われているというイメージが定着すると、街の求心力は着実に高められるでしょう。
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