西日本最大級のバスタ神戸三宮を中心として、音楽ホール、図書館、店舗、オフィス、ホテル、駐車場から構成される神戸三宮ツインゲートの1期棟の建設工事が順調に進行しています。

巨大な基壇部が敷地北側より姿を現し、徐々に南側も成長し、もうまもなく高さ60mの低層部が完成します。

こんな巨大な鉄骨工事は都心部ではこれまで見た事がありません。非常に隆々としてメカっぽくもあり、惚れ惚れする光景です。

南工区の基壇部の鉄骨建方もいよいよ佳境に入っています。これが完了すると、いよいよオフィス・ホテルの入る中高層部の躯体が立ち上がっていく事になります。高さ100mを超えるのは、オフィスフロアの20階位に到達時でしょうか。

バスの退出路が設けられる南西側。列柱の並ぶピロティとなる空間です。歩行者デッキと接続する部分でもあります。
巨大な躯体は周囲のビルの高さに迫ってきました。従前は複数の比較的大きな建物から構成されていた街区が今やたった1棟の建物に集約されています。

従前の再開発は50年に一度の規模や内容でしたが、今回の再開発は100年に一度のレベルかと思われます。

100年に一度の開発風景を目撃できる事は非常にラッキーかと思います。これまで神戸には様々なランドマークが存在してきました。新開地にあった幻の神戸タワーや三宮のニューポートホテル、旧居留地のオリエンタルホテル、西元町の三越等が時代の変遷の中で姿を消してきました。超高層ビルはより長い寿命を与えられる事になるかと思いますが、神戸の高層建築元祖の神戸商工貿易センタービルは3年後に築60年を迎えつつもまだまだ現役を貫いています。まだ少なくとも20年は耐用できるでしょう。

バスタの2-3階に整備される予定の吹き抜けと大階段・ベンチのイメージパースです。仮囲いのデジタルサイネージには、神戸三宮ツインゲートの未公開イメージが幾つも放映されています。周囲の映り込みが強く、見辛い点はご容赦下さい。開放的な空間が生まれる予定です。

同様の階段ベンチを有する施設としては、三宮中央通りの三宮PLAZが挙げられます。地上から地下階への階段の中央に樹脂木のベンチを造り付けました。

更に階段ベンチとして成功している事例としては、神戸国際会館のボイド空間も多くの人々に親しまれており、有効的に活用されています。
バスタ内の階段ベンチも来館者やバスターミナル利用者に愛される施設になるでしょう。

タワークレーンが伸びてきた事で、高層部が立ち上がってくる場所が特定できるようになりました。市役所展望ロビーからは、シティタワー神戸三宮を隠すように神戸三宮ツインゲートが建つ形になります。

今後の成長がますます楽しみになってきました。北工区では屋上庭園の最頂部の構築が始まっています。そろそろホテルの詳細や商業テナントの内容についても情報が欲しいところです。完成までに既に2年を切りました。


