神戸空港

神戸空港利用者は初の400万人突破!国際定期便運行開始は2030年4月から目指す


開港20年を迎えた神戸空港。需要への懐疑性や必要性を訝しむ声や反対意見も多く出しながらも突き進んできました。その過程にはJALの撤退、スカイマークの経営破綻、コロナ禍と数々の苦難が待ち受け、一時は需要の低迷によって先行きが危ぶまれた時期もありましたが、発着便数上限緩和による利便性向上と遂に昨年に実現した国際化に伴い、利用者数は毎年、記録を更新するようになり、遂に2025年の利用者数は400万人を突破する事が確実となりました。



2024年は国内線のみで357.6万人の最高値記録となっていましたが、昨年は4月から国際チャーター便の旅客が加わり、毎月コンスタントに約4-5万人が積み重なってきました。国際定期便の運航が開始され、国内、国際線の発着便数を上限まで使い切るようになってくると、700万人という数字が現実になってきます。



先週行われた関西三空港懇談会では、関西エアポート社長の山谷氏から、2030年に予定されている国際定期便の運航開始について4月という具体的な時期を目指したいという意向を表し、現在、第1ターミナルのみに留まっているコンセッションを、現在は運営管理のみとなっている国際線用の第2ターミナルにも適用し、総合的に神戸空港ターミナルの保有に意欲を示したようです。将来的な利用者増加に対応するには、これらの現施設のみでは役不足である事は明白であり、ターミナルの拡張や現施設の改修が必須な状況は、関西エアポート及び神戸市も強く認識しています。



国際チャーター便の就航やインバウンドの回復に伴い、神戸市内のホテルの宿泊者数も初めて100万人を超えたようです。神戸のホテル需要は確実に高まっており、空港利用者増加に比例して更に宿泊者も増えるでしょう。ジーライオンアリーナ神戸の開業もホテル利用者増に貢献している模様です。これらの動きは更に新たなホテル開発やホテルを併設した再開発ビルの建設をも促進する事にも繋がります。これまでの取り組みや現在進行中のプロジェクトも含めて全ての歯車が噛み合い始めた事を強く感じさせます。

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  1. S.Y. Kobe より:

    神戸空港の国際定期便就航が事実上2030年4月で決定しました。時間目標がはっきりした事で空港施設の拡大・機能強化に拍車が掛かるでしょう。

    神戸空港が神戸復権に不可欠な最大の成長エンジンであることは疑う余地がありません。外国人宿泊者数も神戸空港が国際化された4月以降に急増しました。空港直結の都心三宮はオフィスビル供給が活発化し、市内外から有力企業本社の集積が進んでいます。

    ネスレ・P&G・イーライリリーなど現在でも国際企業の日本法人本社が集積する三宮は国際企業の更なる集積が期待出来ます。期待通り、神戸空港国際化は空港母都市神戸に経済的・不動産的な恩恵をもたらし続けます。

    神戸空港は多くの海外キャリアから就航希望が有り旺盛な実需が期待出来ます。神戸以西の中国・四国地方には有力な空港が無く、神戸空港が集客力を発揮する事で関西圏の西日本での地位向上にも寄与する事でしょう。西日本に於いては福岡空港との集客競争が神戸空港に課せられています。

    今更ながら関空に国際線を独占させた30年間、関西は相対的な地位低下が続いてしまったのは残念な結果でした。関西の発展には複数の大型国際空港が必要不可です。成長インフラ不足の近畿圏で折角の交通インフラを最大活用しない愚策は即刻改めるべきです。

  2. EYESTAR より:

    神戸空港の国際化により、経済の好循環が生み出されています。

    神戸経済活性化の大本丸であることは既に証明されていますので、
    ここから更に手綱を緩めることなく官民が連携して円滑に
    空港機能強化および東アジア地域以外の国際路線誘致や
    開拓に挑むことを強く願います。

    今回の関西3空港懇談会にて、関西エアの山谷社長が
    確実に国際定期便就航を実現するため、具体的な目標日時を
    示したように、今後神戸空港にまつわるプロジェクトは
    期限を設け公表することで緊張感を持って臨み、
    その実現性をより高められるように進めてもらいたいですね。

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