先週、神戸市より建物内に整備される三宮図書館や大小の文化ホールのイメージが発表されたばかりの雲井通5丁目再開発バスターミナルI期ビルの建設現場の様子です。
地中障害物撤去が終わり、約1ヘクタールに及ぶ敷地全体で大規模な掘削工事が進行しています。
特にこれまでも工事が先行してきた北側は奥深く掘削が進んでいます。
建物は地下3階まである構造の為、更なる掘削が開始されています。山留を補強する鋼材の切梁も2段階に渡っています。
東側は山留に段差が設けられています。東端は地下2階までなのでしょうか。
後発の南側も同様に掘削が開始されています。山留構築も終わっています。
中央に乗り入れ構台を支える支柱の鋼材。これで周囲を地下3階まで掘り下げられらのでしょうか。少し心許ない気もします。
敷地の大きさから鉄骨工事が開始されると壮大なスケールに及ぶ事になります。タワークレーンも最低4機は必要になるでしょう。もしかしたらそれ以上の数になる可能性もあります。
バスターミナルはまずI期ビル内に5バースを整備する予定です。II期の雲井通6・現OPA2には7バースの合計12バースが乗車専用として新設されます。既存のミント神戸内の三宮バスターミナルは降車専用として活用が継続されるので、中長期バスターミナルは全体で20近いバース数を確保する事になります。
ミント神戸北側の市バスターミナルはこの再編によってテコ入れは入るのでしょうか。
中長期バスターミナルの集約は悲願ですが、市バスの停留所・ターミナルの散らばり具合もかなりのもので、神戸市民も積極的に活用するのは簡単ではないかと思います。中長距離ターミナルの集約に伴い、空いてくるバス乗り場を上手く活用し、市バスについても分かりやすく整理して欲しいものです。
雲井通再開発の北西角の仮囲いに設置されたビジョンでは画質は荒めで反射が強く写真は撮りにくいですが、三宮VISIONによる三宮再整備のコンテンツを放映しています。この中にバスターミナルビル内の未公開イメージが幾つか登場します。階段・吹き抜けの待合空間やターミナル内の店舗の様子等も見受けられました。イメージは階段を下から見上げる形で描かれたものでした。
I期ビル内の平面図では確認できなかった階段吹き抜けはやはりII期ビルが完成し段階で、実現する模様です。是非ともこのままの姿で見てみたいです。国内のバスターミナルはいずれも鉄道駅や空港のような色気がありません。三宮はその先駆者になって欲しいと思います。
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 国土交通省庁が保有しコンセッションで民間事業者が整備・運用するバスターミナル
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サンベル400のタイムズですが、昨晩から作業しており、お昼には看板が全て撤去されていました。
立て直しを期待しますが、少し前に一階の割れたコンクリート部分を修繕していたのがどうつながるかですね。