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来年10月より新築建物の建設工事に着手する為、街区内の既存建物の解体撤去が本格的に進められている雲井通5丁目再開発地区。サンパル、勤労会館に続き、旧中央区総合庁舎も解体準備が開始されています。
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プロジェクト概要
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
事業名称 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 雲井通5丁目再開発株式会社
施行区域 兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部,346番,347番の一部,同五丁目301番, 302番,303番,317番,318番,319番,320番の一部
区域面積 約1.3ヘクタール
敷地面積 約8,230㎡
延床面積 約98,570㎡
建物構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
階数/高さ 地下2階 地上32階 塔屋2階/約163m
主要用途 商業施設、バスターミナル施設、公益施設、業務施設、宿泊施設 公共施設
設計 大林組 三菱地所設計 坂茂建築設計 東畑建築事務所
施工 大林組
解体着手 2022年6月
完成予定 2027年頃
市道葺合南146号線を幅員18mに道路拡幅
バスターミナル
バーティカル・パッサージュ
三宮図書館
屋上庭園
EVOL HOTEL KOBE
屋外歩廊空間
現在の様子
6月に閉館した勤労会館は外構や低層部内部の解体が既に進んでおり、建物全体を覆う足場と防音パネルの組み立てを行いながら、内部の解体も同時に進行中です。
足場の組み立てもだいぶ進んできました。南面は残り約半分弱といったところでしょうか。
西面は先行しており、もう間もなく全体が覆われる事になります。
最も先行するサンパルは解体開始から4ヶ月が経過しています。建物は全体が足場に覆われています。一部まだ防音パネルの無い部分があるのは、風を逃す為の対策か何かでしょうか。
街区を囲む仮囲いはグルリとほぼ一周しています。
まだ暫くは3棟の建物における内装解体と足場の組み立てが作業のメインとして居座ります。
そして唯一、解体が始まっておらず、仮囲いの設置もまだなのが、東横INN神戸三ノ宮II。
ホテルは8月末を以て閉館しました。現在は解体開始に向けて、内部設備の搬出や撤去が進められているものと思われます。
神戸市内では築後20年に満たない建物の解体は非常に珍しいケースかと思います。
東横INNが仮囲いの内部に収まると、街区全体が解体対象として更地化に向けて大きく前進する事になるでしょう。
先日も東京駅前の再開発ビル・ミッドタウン八重洲内にバスターミナル東京八重洲が開業し、注目を集めました。
また全国で進められている再開発と一体となった最新のバスターミナルについても言及する報道が多く、国土交通省がバスターミナル整備の推進に積極的である事が明確になっています。
神戸三宮の新バスターミナルも何を隠そう国土交通省が床を買い上げて、国有化した上で、運営は民間事業者に委託する予定です。
新バスターミナルは三宮周辺に散らばるターミナル、停留所を集約する他、市バス以外の各サービス路線等も集められる一大交通拠点が形成され、国際化の進められる神戸空港と都心のリンクにも重要な役割を果たす事になるでしょう。
中央幹線の地中インフラの移設・更新工事も本格的に始まっています。
同様に再開発地区東側の葺合南146号線もインフラ更新工事がスタートしています。再開発ビルの完成後にはこの通りから多くのバスがターミナルビルの中に吸い込まれていく事になります。
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2期の方もブレンザホテル以外を集約化できるといいですね