雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 進む地下躯体の構築と周辺道路の整備


雲井通5丁目で大規模な躯体構築を中心とした建設工事が進んでいます。完成までに3年を切り、年内には地上躯体の鉄骨建方やタワークレーンの登場が見込まれます。



既に敷地の北側から地下階の躯体工事が進行しており、鉄骨工事に加えてコンクリート打設も開始されているようです。地下1-3階が構築されています。



北側の柱となる鉄骨は外側に向かって斜めに突き出しています。これは建物低層部北側の形状によるものです。



あじさい通りに面した北側のファサードは柱が斜めに外側に向かって突き出した構造になっており、3層の吹き抜けが特徴です。鉄骨の形状から既にデザインが垣間見えます。



地下躯体の構築は中央の乗り入れ構台から北側のみでなく、南側でも開始されている模様です。



既に東横インのあった部分でも鉄骨工事が進行しています。



中央区役所や勤労会館のあった南側では乗り入れ構台を拡大しています。



中央幹線の歩行者デッキ建設も本格的に工事が始まり、三宮駅とバスターミナルビルを結ぶ700mにも及ぶ空中歩行者空間が構築され始めました。



ミント神戸周辺の三宮東歩道橋下の交差点は東西、南北方向も横断歩道が閉鎖されました。



従って現在、周辺の動線は限定されており、かなり不便な状況を強いられる形になりました。向こう3年は忍耐の時間です。



現在、封鎖されている中央幹線北側の車道はすべてそのまま歩道に造り替えられる事になるのでしょうか。10車線から三宮クロススクエア第1段階で6車線に減少を予定していますが、これまで示されてきた資料では車線げんしは三宮駅前エリアに限定されているようです。バスターミナルを出入りする中長期バスの渋滞を引き起こす事は避けなればなりません。



敷地東側の葺合南146号線の東側歩道の整備はひとまず完了したようです。共同溝を埋設し、電柱地中化やインターロッキング舗装化、植栽帯の整備が行われる事を期待しています。

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