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先週には雲井通5丁目再開発株式会社より概要と図面の発表が行われた雲井通5丁目再開発のバスターミナルI期ビル。今年5月よりサンパルの閉館を皮切りに順次、街区内の建物の閉鎖が続き、8月末までには全ての建物が供用・稼働を停止しました。その後、各建物の解体がスタートしており、現在においては全ての建物が解体中です。
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プロジェクト概要
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
事業名称 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 雲井通5丁目再開発株式会社
施行区域 兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部,346番,347番の一部,同五丁目301番, 302番,303番,317番,318番,319番,320番の一部
区域面積 約1.3ヘクタール
敷地面積 約8,230㎡
延床面積 約98,570㎡
建物構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
階数/高さ 地下2階 地上32階 塔屋2階/約163m
主要用途 商業施設、バスターミナル施設、公益施設、業務施設、宿泊施設 公共施設
設計 大林組 三菱地所設計 坂茂建築設計 東畑建築事務所
施工 大林組
解体着手 2022年6月
完成予定 2027年頃
市道葺合南146号線を幅員18mに道路拡幅
バスターミナル
バーティカル・パッサージュ
三宮図書館
屋上庭園
EVOL HOTEL KOBE
屋外歩廊空間
現在の様子
最も解体着手の早かったサンパル。建物全体が足場と防音パネルに覆われていますが、唯一、東面の低層部一部のみはまだ外装が何故か露出しています。
東側の葺合南131号線に沿って南北に縦列する建物の解体準備が進んでいます。
最も遅く閉館し、最も築浅の東横INNも下層階から足場と防音パネルに覆われ始めています。この建物は今は懐かしい朝日シネマの跡地に建設されましたが、開業当時にはこんなにも早く解体される日が到来するとは想像してませんでした。
東横INNを覆う足場はそのまま拡大して、隣接する旧中央区総合庁舎も覆い始めています。同時に解体してしまうようです。
まだ唯一、赤色の庁舎のみがその姿を留めていますが、年内には見納となるのではないかと思います。いよいよ1ヘクタール近くに及ぶ巨大な更地が都心に現れるカウントダウンが始まります。
勤労会館は既に白箱の中にすっぽりと覆われています。上階から撤去が始まっていると思われます。
遂に街区内に重機が登場しました。巨大なクローラークレーンを投入して、足場の組立を進めています。
サンパルの西側低層部は既に躯体の解体が大胆に進行しており、既にかなりの部分が消失しています。今後は徐々に各建物の高さも低くなっていく事でしょう。8ヶ月後の来年7月には新築工事に着手する予定です。既存建物の地上部はGWまでには全て姿を消しているものと思われます。
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