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国土交通省近畿事務局と神戸市は国道2号線を含む三ノ宮駅前交差点エリアの再整備構想(三宮クロススクエア構想)と雲井通5・6丁目に計画するバスターミナルビルの再開発プロジェクト、JR三ノ宮駅ビル開発及び駅前広場の再編を一つの大きな「括り」とみなし、神戸三宮駅前空間整備事業計画検討会の会合を開催しています。10月末の第一回会合に続き、第二回会合が12月下旬に開かれ、配布資料の一部には新情報が含まれていました。
雲井通5丁目の中央区役所、勤労会館、さんぱる、東横イン神戸三ノ宮Iの4棟を解体し建設するI期ビルは東西方向にバス乗降場の島を整備。I期完成時は合計5バースを用意し、バス動線は葺合線からターミナル内に入り、南方向に出るという構成になっています。
I期ビル完成時はまず以下の形での既存バースの新ターミナルへの移設を検討します。ターミナルの床面積は3,100平方メートル程に限定されます。機能的には現在のミント神戸1階と同程度でしょうか。
①路上の全ての乗車を新バスターミナルに集約後、空きバースにその他のバス路線を集約
②「四国・淡路便」を新バスターミナルに集約後、空きバースにその他のバス路線を集約
II期完成時には5,200平方メートルにまで拡大され、東西に一直線に並ぶ12バースが備わります。基本的にこの新ターミナルは乗車専用として機能し、降車は既存のミント神戸1階の三宮バスターミナルが活用されます。
待合空間については二案が定時されており、2階と地下1階に分かれる案が1つ目。
二つ目が2・3階に吹き抜けを設ける案。両案のメリット、デメリットを鑑みて、どちらかの案に決定する方針のようです。「立体的で一体感のある待合空間となり、賑わいのある空間で時間を過ごすことができる」という考え方により、恐らく2・3階吹き抜け案が優勢のような気がします。
神戸らしさが演出された充実した待合空間の整備についてどのような機能を導入するべきかは今後、検討が行われます。全国の大型バスターミナルの導入事例やバス利用者のニーズを参考に、機能の選定を進める予定です。検討会の第三回会合は今年3月に開催される模様で、事業計画のとりまとめを行い、同月に神戸三宮駅前空間計画の事業計画を国道交通省と神戸市が共同発表を行う予定となっています。I期ビルにはバスターミナルの他、2,000席の大ホール、三宮図書館等の公共施設が整備予定でこれらも個別に内容の検討が進められています。更にこれら以外の商業施設、上層部の業務施設、宿泊施設は三菱地所他民間事業者が内容を検討しています。実施設計が進み、最終計画概要が出てくるのは2021年頃になるでしょうか。
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こべるんさん、新年明けましておめでとうございます。
今年もさらなるご活躍を期待しております。
このバスターミナルビルもそうですが、三宮再整備でわたしなんかが何を期待しているかというと、狭苦しい三宮周辺の空間造りなんですね。
だから三宮の再開発は、基本は醜い雑居ビル群をいかに統廃合するかという点にかかっていると思うんです。
そのことによって息抜きできる広場や公園みたいなものが出来る。
高層ビルを建てることは、また巨大空間づくりに役立つことをよく考えて欲しいですね。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
意外なことにバスターミナル1期目は、バスの乗降所としての機能は5バースだけで、2期目に12バースなんですね。
バスターミナルとしての機能よりも、上の階の集客施設がメインなのかもしれません。
個人的には、1期目の段階でバスターミナルとしての機能が大きい方がいいような気がします。
待合室は2階と3階の吹き抜けがいいですね。
神戸では震災後の25年間大きな再開発が実施されていない分天井の低い建物が多く残っており、開放感に欠けるのが現状です。
阪急神戸三宮駅などは、天井の低さが高級感を損なっているので改善してほしいと以前から思っていました。
その点三宮バスターミナルを吹き抜けで設計すれば、開放感は格段に上がるでしょう。
1点気になったのが、最後のバス乗降所の完成予想図です。
バスの停車部分とベンチのある待合空間がガラスで分離されていますが、ガラスが天井まで至っていません。
京都の北大路バスターミナルや福岡の博多バスターミナル、台湾の台北バスターミナルはいずれも天井までガラスで分離されて排気ガスがバスを待つ乗客にまで来ないように空間が分離されていますが、この完成予想図ではそのような配慮はされていません。
まさか、最新のバスターミナルで排気ガスがバスを待つ乗客に至るようなことはないと信じたいのですが、どうなのでしょうか。
計画が順調に進んでいるのは良いのですが時間がね、この建物の完成予定が2026年西隣の再開発は更に5年後くらいの完成でしたっけ?
ミントとの一体活用も2期の方が先に完成するのなら良いのですが、1期が先ではバス乗り場までのアクセスの不自由さをどうしても感じてしまいます。
5バースの整備に6~7年、12バースが整うのが10数年後と考えるとあまりに長い、三宮に拘らず、別な場所…例えば、神戸駅南ロータリーあたりにでも早期に作る方が良いんじゃないかと思ってしまいます。三宮とは、BRTで結べば湾岸エリアへのアクセスも改善されますし、浜手バイパスに直接乗り入れさせて空港へアクセスさせれば、ポートライナーの混雑緩和にもなると思う。今更だが、バスターミナルは三宮に拘らない方が都市機能の向上としても良いんじゃないでしょうか?
上記、正確には神戸駅東側(umie側)ロータリーでした。面積はロータリー部分の道路と自転車置き場を併せると8,000~9,000㎡にはなりそうです。
前コメのように各所へのアクセスも良く待合を含むバスターミナル施設だけならやる気にさえなれば、早期に整備できると思います。浜手バイパスへのBRT乗り入れも簡単にできそうだし、バイパスと駅との間の側道も取り込んでターミナルに利用すると相当数のバースも確保できると思います。
高速バスターミナルとBRTターミナルとして整備する。
BRTは取り合えず3ルート
① 2号線利用 中突堤→メリケン→合同庁舎前→新港町→市役所前→三宮駅
② 浜手バイパス利用→神戸学院→阪神高速湾岸の展望施設→空港
③ 浜手バイパス利用→新神戸駅
を整備すると神戸市中心部を効果的にコネクトできると思います。
費用も大幅に削減できるし、何よりも行政がやる気になれば5年もかからずに整備できそうですがいかがでしょうか。
明けましておめでとうございます。
今年こそJR三ノ宮駅の概要が発表され、それについて「あーだの、こーだの」といちゃもん付けたいですよね。笑
ところで先日知事も神戸は「周回遅れではなく、2周遅れしている」と言ってましたがまさにその通り。
振り返っている暇は無く、前に進むだけです。
「震災が無かったら」、「神戸沖に関空が出来ていたら」等々はこれからは禁句です。
決まったことを粛々と進めましょう。後ろ向きな事を考える時間が有るならまだ決まっていない事を大いに語りましょう。
そういうブログになればいいなと思います。
神戸があまりにも遅く、微妙なことばかりしてるので、井戸知事の構想では二万人規模のアリーナ建設の予定地も明石や三木にもっていかれそうですね。
兵庫県民としては、県内にできるのが一番なのでそれはいいのですが、市長は知事からも市民からも、遅い、無能と思われてることを自覚してもらいたい。