解体撤去が進められてきた三共生興スカイビル。ビルの解体がいよいよ完了し、南北に長い新たな開発用地が旧居留地内に誕生しました。
その敷地の大きさや立地から開発の進め方はなかなか難しいと判断し、前回、このプロジェクトを取り上げた際には教育機関や大学のキャンパス誘致を一つの手段として提案しました。
すっかり更地化された三共生興スカイビルの跡地。改めて見ても南北に非常に大きな敷地です。
しかしこの土地の活用はオフィスビル開発の可能性があるようです。全敷地をもし充てる場合で容積率も使い切る場合、2万平方メートル近くの床面積を抱えるオフィスビルになる可能性があります。
通りを隔てて聳えるクリエイト神戸ビルは延床面積約2.6万平方メートル。このビルにどれだけ迫る事ができるオフィスビルになるのか。
土地は既に都市環境開発社から他社に渡っているようです。この他社がどのような再開発を進めていくのか。最近では、栄町通のGSパーク神戸に保有主の銀線が立体駐車場の建設を開始してしまい、都心の大型開発用地の暫定利用が長年に渡って継続してしまう事が確定した事に落胆しました。この開発用地には朗報を待ちたいと思います。
旧居留地・三共生興スカイビル解体撤去工事 解体完了 跡地利用はオフィスビル!?
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
綿密な取材楽しく拝見させていただいています。ひとつ気になる事があります。山共生興→三共生興です。いつも間違いています。