8月31日までが予定工期だった連絡ロビー・エネルギー施設の建設工事。建物本体及び内装は既に竣工したものと思われます。
一般市民や市職員がメインとして利用するのはこの施設の低層部である連絡ロビーフロア。地下2階から地上2階までを占めます。
建物の東側には地階に吹き抜けが設けられています。フラワーロードの地下通路に接続する連絡路です。
東側の外構には三列に並んだ植栽帯が設けられました。
連絡ロビー内を覗いてみました。中央区総合庁舎や市役所1号館には渡り廊下へ繋がるフロアである2階に上がる必要があります。1階からは右の通路を通って奥のエスカレーターを利用する事になります。
吹き抜け天井には無数の木製ルーバーが取り付けられて、ブラックの内装の中におけるアクセントになっています。左側には地下階から連続するエスカレーター。雲井通5丁目・バスターミナルI期ビルの低層階から大ホールのホワイエにアクセスするバーティカルパッサージュも雰囲気的にはこんな感じになるのでしょうか。
工事期間中は一部が封鎖され、仮設の連絡ブリッジもあった1号館の西側。全域が再度、開放されて広々としました。従前、一部は植栽帯等でしたが、フラットで歩きやすい広場となりました。
またここに新たな駐輪場の整備が行わわれています。職員用や庁舎訪問者用でしょうか。
建物西側のファサード。土地の高低差が東西にある為、1号館や解体された2号館は嵩上げされた擁壁の上に建物が立っている状態ですが、この建物は西側にもエントランスを設けました。
東町筋に面して5本の円柱に支えられたピロティを有し、シンボリックな空間を演出。
東町筋の歩道とピロティ空間が一体化されて、開放感のあるスペースが生まれました。この歩道については新市役所2号館の建設と共に再整備が行われるものと思われます。
ピロティの軒下も木製ルーバーを取り付け。向かいの中央区総合庁舎と統一デザインで、街の調和を図り、新たなシティホールコンプレックスの在り方を提案しています。
東側とは異なり、オーソドックスなエントランスホールである西側。建物において東町筋に面したエントランスのあるフロアは地下1階の位置付け。左側通路奥に前述の吹き抜けゾーン・連絡ロビーがあります。
かつてあった市役所3号館と2号館の間にも東町筋上空に渡り廊下が存在していました。今後は中央区総合庁舎と連絡ロビー間に新たな渡り廊下が誕生。スタイリッシュな渡り廊下です。
このように東町筋は大変貌を遂げました。新2号館の建設によって一段と大きく変化する事になります。連絡ロビーの供用開始タイミングはいつでしょうか。建物上部のエネルギー施設が稼働を開始すると、北側の花時計跡地にある仮設クーリング施設がその役目を終えて、解体が始まるでしょう。そして満を辞して、新2号館の工事が開始されます。
市庁舎建て替え計画 (仮称)連絡ロビー・エネルギー施設他建設工事 建物は竣工 内装仕上げやエネルギー施設の稼働準備中か 供用開始タイミングは?
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こんばんは
いつも楽しく読ませて頂いてます。
1号館24階から見ると、花時計後の仮囲いの中は、既に撤去されているように見えます。
9/5神戸市発表で、9/19(木)10時30分位から供用開始となるようです。
施設名は「連絡棟」となった様子。
https://www.city.kobe.lg.jp/a28956/706299883964.html
ここに面する東町筋線はサンキタのようなスタイリッシュな道路にしてほしいですね。
沿道に駐車場があるので車両通行止めは難しいでしょうか。