兵庫

(仮称)メディカルケアモール兵庫駅前着工目前・JR兵庫駅南側駅前広場内水路改修工事完成



JR兵庫駅前のパチンコ店跡地で計画されている複合施設「(仮称)メディカルケアモール兵庫駅前」。10月1日の着工を予定し、現地には仮囲いが設けられています。



クリニックモールやケア施設をメインとした複合施設。テナントには物販も含められているようなので、地域の医療・福祉・にぎわい拠点として、駅前一等地が活用されます。土地を取得したのはJR西日本不動産開発だったので、ビエラ等の商業施設を想像していましたが、医療ビル・モール開発を専門とするグラスプ社と協働します。



仮囲いの内部では1ヶ月後に控える本格着工に向けて準備作業が開始された模様です。



油圧ショベルが投入されて残る瓦礫の撤去を行っているのでしょうか。



台風10号への備えとして、仮囲いの倒壊を防ぐ為、一部の仮囲いを外して、風の通り道を作っていました。



敷地面積1,700平方メートルの土地です。商業開発は、実店舗の必要性が薄くなった事で、物販店舗のテナントを集める事が難しくなりました。この床を医療モールへと転換して不動産収益を得るという手法が段々と拡大しつつあります。高齢化が進み、クリニックはいくらあっても人が来ます。



駅前広場の既存運河設備を改修して、水景施設へと再活用する工事が行われてきましたが、完成を迎えました。



運河の最上流部分が水盤となり、入って水遊びが出来るようになりました。しかし噴水等はなく、柱から水が同じ勢いで吹き出し続けるのみでした。



また日除けも周りには殆どないので、水で遊ばせている子供を保護者が炎天下で見守るのはかなり辛く、寧ろ親の熱中症を促進させかねないので、子供が遊びたがっても、親が嫌がるのではないかと思ってしまいました。



ベンチの上ではミストの噴霧も行われていますが、これも風に煽られて一定の方向には噴霧されず、正直、街中のこうしたミストも効果は殆ど無いと思います。



これまで単なる見た目だけの水景施設を再利用するという着眼点は非常に良いかと思いますが、お金を掛けて整備を行うのであれば、しっかりと利用が進むよう中途半端な施設にすべきではないでしょう。複数のポールを周りに立てて、布のシェードを掛ける等、対応策はあるかと思います。

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